スーパーロボット大戦OGs
0101話
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と、唐突にT-LINKシステムに感じるモノがあった為、咄嗟にその場を飛び退く。
それと殆ど同時にレーザービームがグロウセイヴァーのいた場所を貫き、そのまま弧を描くようにして回避した俺へと向かってくる。
「ちぃっ、念動フィールド、最大出力!」
T-LINKシステムに念動力を注ぎ込み、念動フィールドを最大出力で展開する。同時に着弾したレーザーだが、念動フィールドを貫通する事は出来ないまま消え去った。
「ホーミング性能のあるレーザーだと? R-3パワードか」
レーザーの飛来した方向を見ると、そこには空中で巨大な射撃武器をこちらへと向けているR-3パワードの姿があった。なるほど、あれが念動収束式レーザーキャノンか。
R-3パワードへと向けて、ハルバート・ランチャーを向け……ようとした所で、再度T-LINKシステムに反応を感じた。
「加速っ!」
背筋にゾワリとしたものを感じた為、咄嗟に精神コマンドの加速を使用してその場から飛び退る。
「アヤはやらせない、ハイ・ツインランチャー、発射!」
2条の巨大なビーム砲がつい数瞬前まで俺がいた場所を通り過ぎていった。
R-GUNパワードか!
「ファントムっ!」
その2機を狙い、ファントムによる攻撃をし掛ける。レーザーブレードによるオールレンジ攻撃を食らうと判断したのか、R-3パワードとR-GUNパワードの2機はそのまま後方へと飛び退る。
だが……
「甘い!」
レーザーブレードではなく、レーザー弾による全力斉射をR-GUNパワードへと集中させる。
「きゃああぁぁぁぁぁぁ」
「マイ!?」
1撃の威力はそれ程高くはないと言っても、数十ヶ所に攻撃を食らってはひとたまりもなかったのだろう、R-GUNパワードはその場に擱座して停止する。
「おらおらおらおら! あたしを忘れて貰っちゃ困るな!」
そんな叫びと共に、アーマリオンに乗ったカチーナが突っ込んでくる。ハード・ヒートホーンの先端をこちらへと向けて突っ込んでくるが、機体の足の部分へと集中してガン・レイピアを撃ち込む。
「畜生っ!」
全力で突撃している時に、機体の1部分に集中して攻撃を加えるとどうなるか。その答えがバランスを崩したまま地面を錐揉み状になって転がっているこの光景だ。
「突撃馬鹿相手にまともに対応すると思ったか?」
「てめぇっ!」
十分に嘲笑を乗せた笑みをカチーナに向けた後は、相手をするまでもないと無視を決め込む。
「それで、結局はお前か」
俺の前に立ちふさがったのは、既にお馴染みとなったイルムのグルンガストだった。
「こちらとしてもそうそう何度もやられっぱなしというのは格好悪いからな」
「それに、今日
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