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混沌の魔術師と天空の巫女
第2章 妖精の尻尾
ギルダーツ
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 ボーっとしていると民家もつきやぶって歩いてきちゃうの。」

「どんだけバカなの!!?その為に町を改造しちゃって事?」

そうなりますね・・・。

「すごいね、お兄ちゃん、シャルル、ミント!!」

「すっご〜い!」

「ええ・・・すごいバカ・・・。」

「そっちなんだ、シャルル・・・ん?」

そう言っていると、その道から人の姿が見えた。

「来たーーーーっ!!!!」

「「「オオオッ!!」」」

ガシャ、ガシャ

「ふぅ。」

「(この人が・・・ギルダーツ・・・。)」

見た目は40代ぐらいの男性で、黒いローブの様な物を身につけていた。

「ギルダーツ!!!俺と勝負しろォォォーーーーー!!!」

「いきなりソレかよ。」

エルフマンさんと同意見です。

「お帰りなさい。」

「この人がギルダーツ・・・。」

「む、お嬢さん、確かこの辺りに妖精の尻尾(フェアリーテイル)ってギルドがあったハズだが・・・。」

「ここよ。それに私はミラジェーン。」

「ミラ?」

その言葉に・・・

「ずいぶん変わったなオマエ!!!つーかギルド新しくなったのかよーーーーーっ!!!」

驚いていた。

「外観じゃ気づかないんだ・・・。」

「まぁ・・・3年も帰って来なかったですから・・・。」

「ギルダーツ!!!!」

「おおッ!ナツか!!!久しぶりだなァ。」

「俺と勝負しろって言ってんだろー!!!」

そう言い、ナツさんはギルダーツさんに向かって行ったが・・・

「また今度な。」

片手で軽く持ち上げられ、天井にぶつかった。

「や・・・やっぱ・・・超強ェや。」

「変わってねえな、オッサン。」

「漢の中の漢!!」

「いやぁ、見ねぇ顔もあるし・・・ホントに変わったなァ。」

「ギルダーツ。」

「おおっ!!マスター!!!久しぶりーーーーーっ!!!!」

「仕事の方は?」

「がっはっはっはっ!!!!」

マスターは何故かため息をついた、そして・・・

「ダメだ。オレじゃ無理だわ。」

「何!?」

「ウソだろ!!?」

「あのギルダーツが・・・」

「クエスト失敗・・・!?」

全員、それに驚いた。そんなに難しいのか・・・100年クエスト・・・!

「そうか・・・主でも無理か・・・。」

「スマネェ、名を汚しちまったな。」

「いや・・・無事に帰ってきただけでよいわ。
 ワシが知るかぎり、このクエストから帰ってきたのは主が初めてじゃ。」

「オレは休みてえから帰るわ。ひ〜疲れた疲れた。あ、ナツぅ。」

「!」

「後でオレん家来い。みやげだぞ〜っ、がははっ
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