第一幕その三
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ん」
兵士達はそれをすぐに否定してきた。またしてもサロメの前に立つ。
「どうかここは」
「パレスチナの民よ」
またヨカナーンの声がした。
「御前達を打ち据えた鞭が折れたとしても終わりではない。蛇の種から魔竜が現われ」
「また」
サロメはその声に反応して顔を上げる。
「あの声が」
「その魔竜達が御前達を襲うだろう」
「不思議な声」
サロメはその声を聞いて述べる。
「またその声が私にかけられたら」
「まずい」
「これは」
兵士達はサロメの様子を見て危ういものを察した。
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