第二幕その六
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ない」
それは一旦は否定する。
「そうではないが」
「何か」
「美しいが血のように赤いな」
花を見て告げる。
「何か印象に残る。嫌にな」
「それでは」
「いや、もらおう」
ナラボートの申し出を受けることにした。
「よいか」
「はい、それでは」
花を受け取る。無理をして機嫌のいい顔を見せてきた。
「見るもの全てに象徴を見つけるのもな」
王はこうも言った。
「よくはないな」
「御言葉ですが」
ナラボートは申し出てきた。
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