第二幕その五
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ったからだ。
「何でもな。領土の半分でもよいぞ」
「まずいな」
「ああ」
兵士達は王のこの軽率な約束にまた不吉なものを感じた。
「このままでは」
「しかし我等ではもう」
この流れを止められない。それは感じていた。
不吉な空気が退廃した宴の中に漂う。しかしそれに気付いている者は僅かであった。
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