第一幕その四
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法を確かめると同時に」
オスカルにも言う。
「宴の続きとはじまりとして」
「皆で行きましょう」
「ですが陛下」
アンカーストレーム伯爵はそれでも言う。
「御身は何があっても」
「頼むよ」
「はい」
彼等は頷き合う。そこには強い絆があった。
「では我等もな」
「うむ」
そしえ二人の伯爵も。彼等も備えようとしていた。
「では明日の三時に」
「わかりました。三時に」
客達は王の言葉を繰り返す。
「また御会いするということで」
「わかりました」
これでこの場は終わった。だがそこには宴と血が両方感じられる白い光と赤い光が輝いていた。シャングリラはそこに光と闇を同時に映し出していたのであった。
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