暁 〜小説投稿サイト〜
赤髪の刀使い
鋼鉄の城アインクラッド
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俺が自分の容姿を見ながら落胆していると後ろから声をかけられた。
ちなみに俺の現実の名前は篠崎(しのざき)優希(ゆうき)。
女の子っぽい名前だが男なのだ。
両親が女の子が欲しかったって言う願望をそのまま名前に反映させてしまったため、
名前が女の子っぽいのだ。
その影響か、俺の体はなぜか女の子みたいだし、顔だって普通の女の子に見える。
そのせいで両親と幼馴染には、女装をよくさせられてたからワンピースなんて特に違和感を感じなかったのだろうか…
だが俺は男だ。俺は男だ。大事な事だから2回言ったぞ。
女装は無理矢理なんだからな…ほんとだぞ

まぁゲーム内ネームは本名を短くした《ユウ》としている。
現実の名前を使わない方がいい?知らんな。今までのオンラインゲームでも基本はユウで通してきたし、違和感がないんだ。

「遅かったな理k…むぐっ」

俺は話しかけてきた雰囲気で人物を特定し、振り向きながらその人物の名前を言おうとすると、口を手で押さえられた。

「ここではリズベットね。リズでいいわよ」

あぁ…そうかここはSAOの中だった…これは気をつけないといけないな。
俺は口を押さえてきているリズ───篠崎里香───に向かって何度か頷くとリズは手を話してくれた。
このリズが俺の幼馴染、名字は一緒だが、血筋はまったく違うただの偶然。
両親の第から続く関係だったりする。

「で、どんな感じ?そのアバターは?」

リズは俺の姿を見て、頷いているがどういうことだろうか。

「なんで俺の体そのままなんだよ」

「だって可愛いじゃない。
そうそう、そのアバターの性別は女の子にしておいたから」

…もう何も言わねぇ。
てヵ今さっき俺が蔑んだ目───実際は無表情(本人無自覚)───で見てたネカマ達と俺は同程度かよ…

「ささ、狩りに行ってみましょ」

リズは俺に文句を言わせる前に《はじまりの街》の外に俺を押していく。
まぁ別に容姿の事は何も言わないんだがな…せめて性別は男にしておいてくれよ…










「ソードスキル?」

俺は聞き覚えのない単語をリズに聞く。

「簡単に言ったら接近戦用のスキルってところかな。
モーションを起こしてあげればシステムが勝手に命中させてくれるんだけど…

こう……やってねっ!」

リズはその辺に落ちていた石を拾うと、フレンジーボアに向かって石は青く光りながら当たる。

「よい…しょっと!」

リズは持っていた剣でフレンジーボアの残っていた体力をすべて削り切る。

俺も何度かリズのマネをしてソードスキルを使ってみているとふと思いつくことがあった。

「…ちょっとやってみるか」

俺は現実でも何万回と使っている構えをと
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