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とある委員会の委員長
木山春生と乱雑開放(ポルターガイスト)
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No.2、空間移動(テレポート)。」
私は急いで移動しなくても良かったのだけど後ろから付いてきているテレスティーナに対抗するために令状を確保する必要があった。
「招いた覚えは無いのだが。」
ポットのなか逆さかになっているアレイスターは何回見てもなれない。
「木山春生に暴走能力者の対応を委任する為の令状を今すぐ発行してください。」
「なんのことだかよくわからないが作ろう。」
私の頼みを聞いてくれた。
「はい、これ。」
現れた泡希によって渡された令状。
「早く行ったほうが良いのではないか?そろそろテレスティーナが水穂機構病院つく頃だぞ。」
やばい。
私は咄嗟に能力を使った。
「此処に令状を用「待ったー。」。」
私は先についていたテレスティーナの前にたち令状を見せた。
「これはあなたが用意した令状よりも上の統括理事長直筆の物ですよ。」
私はこれを冥土返し(ヘブンキャンサー)に見せた。
「こちらも本物の用だね。」
テレスティーナは私を睨み付けた。
「ごめんなさい。これが私の仕事ですから。」
私はいつも以上に作り笑顔をした。
「チッ。帰るぞ。」
テレスティーナが引き上げて行く。
その前に私は、
「待ってください。能力体結晶のもと持ち主であるテレスティーナさん。この令状には能力体結晶を譲渡せよ
と書いてあるのですけど。渡さないなら此処で現行犯逮捕ですよ。」
こんなので大人しくならないのは知っていた。
だがあえて渡すように告げる。
「チッ。ほらよ。」
投げられた能力体結晶を受け取り、それを木山先生に渡した。
「これがあれば良いのですよね。」
「ああ。ありがとう。やっとこの子達を起こすことができる。」
すぐさま作業に入る木山春美。
「あとちょっとで解析が終わる。そうすれば。」
「あっ。木山先生。少し失礼しますね。」
私は春上さんが収容去れている施設に向かった。
「能力No.2、空間移動(テレポート)。」
私は何時もなら誤差なく行けるはずだったが疲労が溜まっていたせいか、部屋の中にまで入ってしまった。
「こんな時間にどうしたなの?」
音をたてて入った為起きてしまった春上さん。
「枝先さんが見つかったんだ。一緒にいきましょう。」
「分かったの。」
もちろん行く春上さん。
「しっかり捕まっていてね。能力No.2、空間移動(テレポート)。」
私は毎回思う。
私自身行動が早いと。
「此処は何処なの?」
私たちが来た部屋は少し暗かった。
そこに一人待っている木山春美。
「本当にありがとう。あの子達は全員病室に移された。」
「そうですか。おめでとうございます。」
私と春上さんはこの部屋を飛び出して枝先さんのいる部屋に向かった。
「此処なの?」
私も驚いた。
枝先さんは個室だったのだ。
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