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とある委員会の委員長
木山春生と乱雑開放(ポルターガイスト)
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ぐにいきます。」
私は電話を切るとすぐに、
「能力No.2、空間移動(テレポート)。」

窓もドアもないビル。
此処にアレイスターはいる。
『いつもより遅かったね。』
容器の中で逆さになっているアレイスターは私に笑いながら告げてきた。
「考え事をしていただけです。本題は?」
私は時間が惜しかったのですぐさま聞いた。
『今回の件だが、止めてくれてかまわない。』
「今回の件?乱雑開放(ポルターガイスト)の事ですか?」
思い浮かぶのは乱雑開放(ポルターガイスト)の事だけ。
微かに絶対能力進化実験のことも思い出した。
『君も予想はついているのだろう。』
「はい。ですが良いのですか?絶対能力進化実験(レベルシックスシフトけいかく)は学園都市の存在意義では?」
量産型能力者計画(レディオノイズ)絶対能力進化実験(レベルシックスシフトけいかく)とは違いリスクが高い。幸い常盤台の超電磁砲(レールガン)も動くだろう。』
リスクが高い?
ってまさか。
「能力体結晶。こんな危険なものを使うきなんですか?」
『そうだろう。これで事の重要性は分かっただろう。』
「わかりました。それで今回の報酬は?」
いつも通り私はアレイスターに報酬を要求した。
いつもなら口座に入れておくだけなのだが、
『君が探している人物の場所でどうかな?』
「えっ。」
どうして知っているのか驚きを隠せなかった。
『今回の事件を解決すれば必ず見つかる。』
「わかりました。では委員会を開始します。」
私はアレイスターの部屋から空間移動(テレポート)を使って外に出た。
『私の計画に狂いなど生まれたら困るのでな。』
アレイスターはなにか言っていたが私は気にしなかった。

風紀委員会(ジャッチメント)を明日の朝に本部に呼び出すことにしよう。」
私は寝る間際に明日の予定を考えていた。
明日収集して間に合うかは不安だけど手を出さないよりは良いと思う。
それに不振人物の徹底調査ぐらいなら・・・・・・あっ。
「テレスティーナさん。なるほど、乱雑開放(ポルターガイスト)の調査をしていたのはこれのためだったんだ。」
そうだよ。
お祖父ちゃんの実の孫なら考えられる。
それに『能力体結晶』を持っている可能性も大きい。
「やっぱり明日は独自に調べよう。それが一番いいはず。」
私の長い一日はこうして幕を降ろした。


「鈴。今日は行けないからヨロシクね。」
『今頃ですか!今日は良いですけど今度からもっと早くしてくださいね。』
私の部屋の時計で7時を指していた。
私は朝イチで副委員長の鈴本鈴に連絡をしたつもりだったのだけど遅かったらしい。
と言っても委員長の仕事なんていつも無いんだけどね。
「キャパシティダウンに対抗する物でも考えるとします
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