第七十五話 幻想
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と話してるの?ルナ?スター?」
「「私じゃないよ?」」
その瞬間、サニーの体が突然持ち上がり、宙に浮いた。
「うわわわわわわ!?」
「「サニー!?どうしたの!?」」
そして闇慈がゆっくりと禁手を解除して、姿を現す。
「君達かな?さっきから僕に悪戯をしていた、いたずらっ子達は?」
「うわわわ!?お、降ろしてぇぇぇ」
闇慈はゆっくりとサニーを降ろすと3人と向き合った。
「イタズラをするにしてもまずは相手を確かめないと押し置きされてしまうよ?」
「「「う〜、ゴメンなさい」」」
素直に謝った妖精三人組を闇慈は笑顔でそれを許した。そして自己紹介を始める。
「素直でよろしい。じゃあまずは自己紹介からだね、僕は黒神闇慈。よろしくね?」
「私は『サニーミルク』よ」
「私は『ルナチャイルド』」
「そして私は『スターサファイア』です」
茶髪が『サニーミルク』。黄色髪が『ルナチャイルド』。黒髪が『スターサファイア』のようだ。そしてそれぞれ『光』・『音』・『動き』を自由に操ることが出来る【光の三妖精】と呼ばれているみたいだった。ここでスターが闇慈に問いかける。
「ところで黒神さんは・・・」
「名前で呼んで良いよ?僕も君達の事を上の名前で呼ばせてもらうから」
「ならアンジさんはどうしてここにいるんですか?」
「実は僕は別の世界から来たんだよ、スター。紅魔館の執事として一週間修行するためにね」
別世界と聞いてサニーが突っかかって来た。
「じゃあ幻想郷の外から来たの!?」
「まあそんな感じかな、サニー」
最後にルナが問いかける。
「アンジさんって姿が消せるのですか?」
「そうだね。僕の力で完全に姿を消す事が出来るよ、ルナ。スターの能力にも引っかかることはないよ」
あらかた自己紹介が終わると妖精三人組に闇慈が尋ねる。今の自分の状況を思いだしたのだろう。
「3人って紅魔館の場所って分かるかな?館に転送される筈だったのにこんな森のど真ん中に置いてけぼりされてて困っていたんだよ」
「じゃあ・・・アンジって迷子だったの?」
イタズラっ子のサニーはケラケラと笑いながら闇慈をバカにしていた。闇慈は頬をかきながら苦笑する。
「恥かしい話、そうだね。知っているなら案内してくれないかな?これでさっきのイタズラは無かったことにしてあげる」
そう言われると三人組みは話し合い、闇慈を紅魔館へ案内することになった。
(後書き)
絡ませているゲームは【東方】です!!
闇慈がどうやって心の傷を回復していくかは、今後にご期待下さい!!
感想・指摘。よろしくお願いします!!
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