第七十一話 処刑
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ンジ。全員で倒すわ・・・と言いたいところだけれど、今のあなた達を止められそうもないわね。手加減してはダメよ」
「「勿論です!!」」
闇慈と一誠がリアスから了承を貰った一方でディオドラは楽しげに高笑い、全身からドス黒いオーラを出していた。
「アハハハハ!凄いね!これが赤龍帝と死神!!でも僕もパワーアップしているんだ!!オーフィスから貰った『蛇』でね!キミ達なんて瞬殺・・・」
一誠は背中の噴出口から火を噴かして。そして闇慈は魔力を足に留めて素早さを格段に上げ、瞬間的に距離を詰めると一誠はディオドラの腹に、そして闇慈は魔力を留めた足で顔面に空中回し蹴りを鋭く打ち込んだ。
ドゴォォォオオオン!!!
ディオドラは、くの字に曲がると壁に激突し、血と内容物を吐き出していた。顔からも夥しい血を流していた。
「瞬殺がなんだって?」
「くっ・・・こんなことで!僕は上級悪魔だ!現魔王ベルゼブブの血筋だぞ!!下級で下劣で下品な転生悪魔やただの死神に気高い血筋が負ける筈が無いだ!!!」
ディオドラが前に手を突き出すと無数の魔力弾が展開され、闇慈と一誠に向かって放った。
しかし闇慈には無意味だ。闇慈は魔力を弾くAMCマントでその魔力弾を弾く。一誠はタンニーンとの修行の成果が出たのか鎧に魔力弾が当たっていたが一誠は何ともないようだった。
「そんな・・・僕の攻撃が効いていない!?パワーアップした僕の攻撃が!?」
「そんな他人の頼りの、偽りの強さで俺達を止められるとでも思っているのか?」
闇慈が言い放った瞬間、二人は再び一瞬で詰め寄ったが今度は障壁を何枚も張った。
「これなら幾らパワーバカの赤龍帝でも届かないよ!!」
「バーカ。お前は俺しか見えてないのか?頼むぜ!闇慈!!」
「任せろ!!」
闇慈は魔力を溜めたデスサイズ・ヘルでその障壁を叩き斬った。その障壁が壊れるとそれを待っていたかのように一誠が鉄拳をディオドラに打ち込む。
「痛い・・・痛い。痛いよ!!」
「そんな傷に比べたら、アーシアが負った心の傷に比べれば月とスッポンだ!!簡単には殺さないぞ・・・死神が与える『死』には苦痛と恐怖を伴う!!そして龍を怒らせるとどうなるか、その身で味わえ!!イッセー!!」
「砕けろ!!」
闇慈が普通のデスサイズ・ヘルで、一誠は鉄拳と蹴りでディオドラの四肢を使い物にならなくした。
「うわぁぁああ!!!僕の・・・僕の手と足がぁぁぁ!!!」
「さあ・・・処刑の時間だ!!」
闇慈はディオドラを壁に投げ飛ばすと、壁に突き刺さった。そしてシャドゥ・ルーラーで影を操り、四肢の動きを封じ込め、『磔』の状態にする。
そして闇慈は『ダークネス・ハウリング』。一誠は『ドラゴンシ
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