第六十八話 罠
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た闇慈が守護していたオーラから出て、オーディンの前に立っていた。
「油断していると神であろうと怪我をしますよ?」
「余計な事せずともわしは分かっておったわい」
「なら良かったです。部長、僕がオーディンさんに付き添います。すぐに片付けて戻りますから」
「大丈夫なの?アンジ」
「ええ。それにこの剣の試し斬りにもなりますしね」
そう言うと闇慈はアグニ&ルドラをリアスに見せた。
「それって・・・魔剣?」
「ええ。でもただの魔剣じゃないです。魔具、アグニとルドラです」
「アグニとルドラですって!?」
リアスが驚愕の声を上げる。一誠がリアスに尋ねる。
「この魔剣ってそんなに凄いんですか?」
それを祐斗が代わり説明する。
「魔具って言うのは太古の昔に封印された悪魔が恐れたと言われている武器だよ。この二本の剣は魔剣だけど、僕のソード・バースでも作る事の出来ない強力な剣だよ」
「説明ありがとう、祐斗。僕は大丈夫ですから行って下さい!!早くしないとアーシアの身も危ないです!!」
「・・・分かったわ!オーディン様!アンジ!ここをお願いします!」
リアス達は神殿の方へ走り出した。闇慈は再びアグニ&ルドラを構え、悪魔達と向き合った。
「わしの心配なぞしなくとも良かったものを・・・」
「年長者は敬え・・・貴方一人にこの人数を戦わせるのは僕の心が許さなかったみたいです」
「・・・ふっ。そこまで言うなら、わしは何も言わん。ならば始めるとするかのぅ!」
「はい!!」
オーディンは再び先ほどの槍を取り出した。
「この魔剣は、貴様等にとって悪夢そのもの。この力・・・その身で味わえ!!いくぞ!アグニ!ルドラ!」
【【御意!!】】
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