暁 〜小説投稿サイト〜
取り合えず眠い(仮)
その1〜寝起き〜
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戦で怪我が無いのと、デバイス無しでも魔導師ランクがB+〜Aになっている理由。使う為の条件は特に無く性能は壊れと言うバグとしか言い様のないスキル。だが、一応欠点もある。燃費がとてつもなく悪くて、使い方によっては再使用に時間を空けないと駄目で、連続使用が出来ない。ただ、性能だけ見れば本当にバグとしか言い様がない。このスキルを完全に制御出来るようになったら誰にでも勝てるし、世界征服も出来る。仮に制御出来るようになっても、必要な時以外は使う気は全く無いが。

そんな風に念話をしているとバスが来た。
そのバスに乗り込み、どこの窓際の席が空いているか見る。空いていたのは一番奥の右側だけ。しかし、中央には俺の通っている学校で美少女だと有名な3人組が座っていた。その3人、高町、月村、バニングスは楽しそうに談笑している。この3人とは一緒のクラスで内2人とは一応知り合いだが、仲良さそうに話している横に座るのは少し悪い気もする。が、俺も席に座りたいからそこへ歩を進める。

「相席良いか?」

そう一言、客観的に見て無愛想と言えるような感じで聞いた。そんな、無愛想な聞き方した俺の言葉に3人は少し間を空けてけど嫌な顔をせず「良いよ」と言った。その言葉を聞いて

(まぁ、小学3年位なら別に同じ学校の異性との相席程度、気にしないか)

とか一人そう思いながら窓際の席に座った。
俺と3人の位置関係は1人分の席を空けて座っている。
席が1人分空いているとはいえ、3人の会話が良く聞こえてくる。同級生とはいえ、女子の会話だから何と無く聞いては駄目だと思った。3人の会話を聞かないようにする為に、バスが走っている間窓を少し開け風が流れる心地好い音を聞こうとしていると、良いタイミングでバスが発進した。

三人の談笑(詳しい内容は聞いていない)とバスのエンジン音と風の流れる音をBGMに少し開いた窓から空を見て、ふと思う。
今日も平凡で平和な日だ。と

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