第4話 ゲーム
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最初に。長門有希が、主人公と同じ部屋で眠ると言い出したのは、お約束の展開と言う訳ではなく、彼が和室に侵入する事を危惧したからです。
この襖の向こう側には、原作小説と同じように、時間凍結を受けた二人が眠っているはずですから。
一応、主人公を自らの監視下に置く事により、和室への侵入を阻止する。それが彼女の目的です。
故に、最初に彼女は自らをスリープ状態にして、思念体からの交信やバックアップが途絶えた後に、自らの存在を護る事が出来なかったのですが。
本来、待機中の彼女は、彼と彼女の時間凍結を維持し続ける事が任務でしたから。
但し、この襖の向こう側は、開くまでは判らない、何とかの猫状態、なのですけどね。
この世界のタイムパラドックスとは、つまり、そう言う類のモノです。
そうしたら次。このヴァレンタインから一週間に関しては、原作小説の消失事件までの内容を軸に作製して居ます。
それ以後に関しては……。其処に至るまでの歴史に問題が有って、流石に其処から積み上げる事は出来ませんから。
しかし、ヴァレンタインから一週間の間に起きる事件だと言うのに、何故に消失事件にまで言及するのか。
それでは次回タイトルは『紅き瞳』です。
追記。このヴァレンタインから一週間について。
この物語は、私、黒猫大ちゃんの二次小説で有る以上、東洋風の伝奇アクションの色が非常に濃い作品と成って居ります。
よって、涼宮ハルヒの憂鬱に登場するキャラ達を相手に、異世界からの来訪者である主人公が遊ぶ話では有りません。
もっとも、主人公自体が、宇宙人、未来人、超能力者以外に、ハルヒが最初に上げた友達候補に含まれるのは事実ですが。
いや、実は、すべての項目に……。
おっと、閑話休題。
つまり、明確に事件が起こり、世界に危機が迫り、戦いが起きる。そう言う類の物語です。
まして、この物語は原作小説開始前に起きる事件で有る以上、直接登場するキャラ達は一部のキャラ。具体的には長門有希と涼宮ハルヒの二人だけと成って居ります。
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