第4章 聖痕
第45話 蒼き世界での邂逅
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ンの可能性も有りですか。それに、ヴィヴィアンは、モリーアンの妹、ネヴァンと同一視される存在でも有りますし。
刹那、彼女が遠ざかった。……この感覚は、影の国の女王の元から帰還した時と同じ。
「また、会えるのか?」
彼女に対するに相応しい、平坦な、感情の籠らない話し方で、そう問い掛ける。
別に、彼女のマネをした訳では無い。ただ、冷たい雪の降る夜により相応しい雰囲気で相対しただけ。
それに……。
徐々に、遠ざかる彼女が、ゆっくりと首肯く。
そして……。
「それが、一千一夜の前からの約束」
最後にそう、短く告げて来たのでした。
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