光と闇の竜
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つには力があると、昔に一度だけ見た事がある。だけど、自分が情けなかった。一度しかこいつの力を発揮させてやれなかった事に。だから封印しようとすら思った。あの竜を見るまでは」
「シューティング・クェーサー・ドラゴンか」
「ああ、オレも、いや、オレ達も何時かあの場所まで上り詰める為に、今も共にしている」
万丈目や周囲の人間には見えていないだろうが、オレには見える。万丈目の背後に寄り添う様に光と闇の竜が翼を広げているのを。何か切っ掛けがあれば万丈目は精霊を認識出来る様になるだろう。そう確信した。
「万丈目、お前とは良いライバルに成れそうだ」
「次こそはお互いに自分の最高のデッキで決闘がしたいものだ」
オレが差し出した右手を万丈目が握り返す。
ここに新たな絆が芽生える。
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