BFO編ーダブル・マーシャル編ー
39.告白
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いから.........)
俺って最低なやつだな......
俺はその後、レイナが泣き止むまで抱きしめた。
「ありがとね。......なんかフラれたのに慰めてもらちゃって」
「........別にいいよ。スグを守れたのもレイナの協力があったからだしな」
「スグ......?ああ、彼女さんの名前か」
「ああ、そうだ。......なんかゴメンな」
「ううん、別にいいよ。.......それにまだ諦めたわけじゃないから」
「えっ!?」
レイナの言葉に口をポカンと開けてしまう。
「だから、まだシュウのこと諦めたわけじゃないから。あたしはシュウのことが好き.......この気持ちはこの世界でも向こうの世界でも変わることはない。だから、あたしは諦めない」
「はぁ〜、お前らしいな、レイナ」
「それじゃあ、俺はもうそろそろ落ちるよ」
「うん。またいつかね」
メインメニューを開き、ログアウトウインドウを開く。
「あっ!待って!」
ログアウトしようとした時、レイナが引き止める。
「どうした、レイナ?」
「また今度、シュウの世界にあたしも連れてってくれない?」
少し驚いた。
「ああ、わかった。今度連れてくよ、絶対にな」
そう言い残し、ログアウトを押した。
「ふぅ〜」
全てが終わった.........はずだった。
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