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休日2
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認できるところまで見えた。

「「「……」」」

 アスナとキリトとユキはその姿を見て固まり、その後二、三歩後ずさる。ゲツガの方を見ると身体を起こしあたりを見回していた。

「取り合えず、離れよっか」

 アスナの言葉に頷いて一斉に岸から離れた。

 そして、ある程度はなれるとちょうどゲツガの上に魚が落ちて、食べられたところだった。

「食べられたな」

「食べられたね」

「食べられちゃったね」

 キリトとアスナとユキがそれぞれ同じようなことを言った。

「そうですね、食べられま、ってそんなこと言ってる場合ですか!!ゲツガさん食べられちゃいましたよ!!助けなくていいんですか!!」

 ニシダがキリトにそう叫び訴える。

「大丈夫ですよ、ニシダさん。あいつ、あれくらいでくたばるような奴じゃないし。それより、早く俺らが避難しなきゃなりません。そろそろ、怪獣バトルが始まります」

「怪獣バトル?」

 ニシダがそう言うと同時にシーラカンスのような生物の口を見る。するとその口の間でゲツガが口を強引に開いて物凄い怒ってますよという雰囲気を出していた。

「持ち上げて飛ばしたのは悪いと思ってる。だから、落ちてくることも分かってたんだが、何で口のほうから落ちてきた?喧嘩売ってんのか?売ってんなら買うぞ、クソモンスター!!」

 そう言って手をどかして口から勢いよく飛び出る。そして地面に足を付いたと同時にジャンプして顎を思いっきり蹴り上げた。

「「……始まった……」」

 キリトとユキがため息を吐きながら言った。

「ゲツガさん、ですよね?ちょっとキャラ変わってませんか?」

「あいつ怒るとたまにキャラが変わるんですよ。絶対にあれが倒されるまでしばらく近づかないほうがいいですよ」

「は、はあ」

 ニシダはそう返し、もう一度シーラカンスのようなモンスターを見る。数秒見ていないうちにゲツガはシーラカンスのようなモンスターの尻尾を持って大きな身体を何度も交互に叩きつけていた。そのせいでこっちに物凄い振動が襲う。

「ゲツガさん、ハンパないですな。こりゃ怒らせんほうが得策ですな」

「まあ、多分結構なことがなきゃ、怒らないでしょうね。あいつ、ああ見えてあんま怒んないし」

「え?そうなんですか?じゃあ、何であんなにキレてるんですか?」

「う〜ん、たぶんですね。ゲツガ君は、魚の口臭で怒ったんだと思いますよ。ゲツガ君、臭いのが嫌いとかいってたし」

「そうですか……」

 ニシダはそう言って再びゲツガのほうを見る。何度も叩きつけられる魚をみて思う。

(口臭が臭くなきゃあそこまでならなかったものを……)

 そしてようやくポリゴン片になるとようやくゲツガの
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