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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第四十三話 壊れた人形
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レーナさん、それでこれからどうするんですか?」
エルマがここでそのセレーナに問う。
「どうするって?」
「まさか何時までもこのハガネの上にいるわけじゃないですよね」
「まさか」
笑ってそれは否定する。
「行くわよ。すぐにね」
「それじゃあ行くんですね」
「当然よ。それじゃあ行くわよ」
「了解です」
嬉しそうにセレーナに答える。
「それじゃあ行きますね」
「勿の論。それじゃあ」
「行くわよ!」
一旦姿を消す。そうして数機の敵の前に姿を現わし攻撃を仕掛ける。
「もう貴方は私の虜」
言いながら鞭を振るい忽ちのうちに数機倒す。その時にはロンド=ベルの攻撃は派手になっていた。戦局は簡単に彼等のものになっていた。
「へっ、その程度かよ!」
甲児が攻撃を浴びせながら叫ぶ。
「やいやい!この程度で俺の気が済むとは思っちゃいねえな!」
「くっ、流石に強いか」
「この程度の数では無理か」
エキドナとレモンはそれぞれ言う。
「これ以上の戦闘は無意味だな」
「そうだな。それでは」
彼等の作戦はもう決まった。
「撤退だな」
「これでな」
「W17とアクセルはどうなった?」
エキドナはその中でふとした感じで二人について述べた。
「生きているのか。どうか」
「駄目だ、連絡はない」
レモンはその問いに首を横に振った。
「生きているのか死んでいるのかもな」
「わからないというんだな」
「そうだ。残念だがここは仕方がない」
彼等には構わないことにしたのだ。
「撤退するぞ。いいな」
「うむ」
多くの損害を出しながらも彼等は撤退した。戦い自体は呆気なく終わった。しかしそれで何もかもが終わりというわけではなかった。
「あいつ、何処行った!?」
甲児は戦いが終わるとすぐに誰かを探しはじめた。
「あいつって?」
「だからあいつだよ」
さやかにこう言い返す。
「あいつに決まってるじゃねえか。あの二人な」
「あの二人?」
さやかはまた甲児に問い返した。
「だからさ、あの二人じゃねえかよ」
「あの二人じゃわからないわよ」
さやかはいい加減たまりかねた調子でまた甲児に言う。
「だから誰なのよ」
「あのさ、ええとよ」
考えても思い出せない。
「あの、名前何つったっけ」
「ひょっとしてラミアとアクセルのことか?」
ジョナサンが彼に突っ込みを入れた。
「さっきから言ってるのは」
「そうだよ、それだよ」
ここでやっと思い出したのだった。
「あいつ等だよ。どうなったんだ?」
「とりあえず生きているみたいだな」
ジョナサンはこう甲児に述べた。
「今カントとナッキィが見つけたぜ」
「生きてるのかよ」
「生体反応はあるらしい」
「そうか」
それならば生きているのは確実であった。
「だったら間違
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