最終話 新たな時代へ
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だ。
もちろん、こういった計画が進行中ということは、俺の書類必然的に多くなるということでもあるから毎日地獄だよ。
……皇帝になって書類仕事が大変かって?
ああ、大変だ。
書類の山を艦主砲で消滅させたくなるほど大変だ。
まあ、リヒテンラーデのジジイがいるおかげで大分助かっているけど。
爺さん(フリードリヒ4世)の頃もこの人がほとんどやってたからな。
しかし、このジジイももう年だから、いつくたばるか分かったもんじゃない。
誰か後任を探しとかんと。
…………
この先、帝国は――銀河は新たな時代を迎えるだろう。
帝国が今以上に興るか没するか、それは俺には分からん。
だがせめて、俺が生きている間は平穏であってほしいものだ。
こうして、銀河の頂点に立った元一般人の物語は一時の終わりを迎える。
早く子供たちに後を継がせて、気楽な人生を送りたいとの野望を胸に秘めたまま……。
―― 完 ――
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