第53話
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そうに道具を用意する。
医者は二人に聞こえないように麻生と愛穂に話しかける。
「これから他の患者の診察があるから後はよろしくね?
気難しい二人だけど何とか頼むね?」
「任せるじゃん。」
「まぁ何とか頑張るさ。」
医者は風呂場の部屋の位置を教えて病室を出て行く。
それと入れ違うように一方通行と打ち止めがやってくる。
四人は病室を出て、病人専用の風呂場の部屋まで移動する。
打ち止めは元気に先頭を歩きながらお風呂♪お風呂♪、ってミサカはミサカは楽しみのあまりお風呂の名前を連呼してみたり、と楽しそうに歩いている。
その後ろを愛穂、さらに後ろに一方通行と麻生が並んで歩いている。
「オイ。」
すると、一方通行は愛穂に聞こえないように麻生に話しかけてきた。
「何だ?」
「どォいう風の吹き回しだァ?
テメェとは前の実験で戦った関係だ。
それなのに今度は俺の面倒を見るとか一体何が目的だって聞いてンだよ。」
一方通行は麻生が何か裏があって世話をしていると考えているのだ。
だが、麻生は素直に答える。
「別に目的とか何もない。
ただ俺は桔梗にお前達の世話をしてくれって頼まれたから世話をしているだけだ。
まぁ、個人的にお前に興味があるって言うのもあるが大方の理由はそっちで合っている。」
一方通行は麻生の顔を凝視する。
麻生の顔に嘘をついているような感じはしなかった。
納得したのかその後、一方通行は風呂場に着くまで何も聞いてこなかった。
「一番乗り!!、ってミサカはミサカは駆け足で入ってみる。」
風呂場に着くと打ち止めは我先にと風呂場まで入る。
一方通行はそのまま打ち止めが上がってくるまで、待っていようとしたが愛穂が近づき、一方通行に話しかける。
「ああ、そうだ。
一方通行も一緒に入るじゃん。」
「はァ?」
何を言っているんだ?、って表情を浮かべる一方通行。
「お前さんの他にもこの風呂場を使う人はいるじゃん。
それなら二人一緒に入って時間を短縮させた方が良いじゃん。
それにあの子が溺れる可能性も無きにしもあらずじゃん。
お〜い、打ち止め!
こいつも一緒に入るけど問題ないじゃん?」
「ミサカは全然問題ないよ、ってミサカはミサカは即答で返してみたり。」
「てなわけでさっさと入るじゃん。」
愛穂が強引に|一方通行《アクセラ
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