第52話
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あなたは前にあの人と一緒にミサカ達を助けてくれた人だ!!、ってミサカはミサカはあなたに指を指しながら言ってみる。」
打ち止めの声で一方通行の声が消されてしまい、一方通行は打ち止めを睨むが打ち止めはその視線に気づいておらず、麻生に駆け寄る。
「どうしてお前は俺の事を知っているんだ?
初対面の筈だが。」
「ミサカは他のミサカが見たり聞いたり体験したりした事をミサカネットワークを通じて、他のミサカ達にも分かるようになっているの、ってミサカはミサカは説明してみたり。
だから、ミサカとは初対面でもミサカ一〇〇三二号が会っているから一応、情報として知っているの、ってミサカはミサカは追加説明してみる。」
なるほど、と麻生は納得する。
一方通行は苛立った口調で麻生に再び聞く。
「ンで、どォしてお前が俺達の面倒を見る事になってンだァ?」
「さっきも言っただろう。
俺と此処にいる女性が桔梗にお前達の面倒を見てくれって頼まれたからだよ。」
「だから、どォしてお前達なンだよ?」
「さぁな、それは桔梗に聞いてくれ。」
これ以上は何も聞き出せない事が分かった一方通行はもう一度舌打ちをする。
愛穂は打ち止めの頭を乱暴に撫でながら自己紹介をする。
「ウチの名前は黄泉川愛穂。
教師で警備員してるじゃん。」
最初は戸惑っていた愛穂だが彼女は警備員の仕事で、一方通行のような悪ガキ?とよく話をしたりするので、いつもの調子で話す事が出来た。
「面倒なら他の医者にでも頼めばいいじゃねェか。」
麻生に面倒を見られるのがそんなに嫌なのか未だに食い下がってくる一方通行。
一方通行の問いかけにカエル顔の医者が答える。
「君達以外にも患者はたくさんいるんだね?
そうなると君達に何かあった時にすぐに駆け付けられない可能性があるんだね?
だったら、保護者でも何でもいいから私達が面倒を見切れない時に見て貰う人がいれば君達の為でもあるんだね?
特に君はまだ安全とは言えない状態だしね?」
これ以上反論しても無駄だと分かったのかもう一度舌打ちをする、一方通行。
対する打ち止めは楽しそうな表情をしてみる。
「とりあえず、今日は顔合わせだけだから面倒を見てほしい時はこちらから電話するけど構わないかね?」
「俺は問題ない。」
「ウチも仕事中じゃあなければ問題ないじゃん。」
「よろしい、そ
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