第52話
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した時、中から声が聞こえた。
「ねぇねぇ暇だよ〜、ってミサカはミサカはあなたの身体を揺すりながら話してみたり。」
「あァ?うるせェぞ。
黙って一人で暇でも潰してろ。」
「それが出来ないからあなたの身体を揺すっているんだけど、ってミサカはミサカはさらに強く揺らしながら言ってみたり。
ねぇ、しりとりしよう、ってミサカはミサカは提案してみたり。
それじゃあ最初はリス!、ってミサカはミサカはあなたの了承を聞く前に初めてみる。」
「スウェーデン、はい終わり。」
「もうお終いなの!?、ってミサカはミサカは納得いかないからもう一度言ってみる。
ゴリラ、ってミサカはミサカもう一度再チャレンジしてみる。」
「ランタン、はい終わり。」
「納得いかない!!、ってミサカはミサカはあなたの身体をさらにさらに強く揺らしながら言ってみる。」
「しりとりに付き合ってやるだけでも感謝してほしいけどな。」
「こんなのしりとりとは言わない、ってミサカはミサカは納得のいかない表情をする。」
愛穂は中から聞こえてくる声を聞いてドアに手をかけようとした手がピタリと止まっている。
そのままゆっくりと麻生の方に振り返り言う。
「桔梗は特殊な能力者って言ってたけど。」
視線を病室のドアに向けて言った。
「それって能力以外の所が特殊って意味じゃん?」
愛穂はそう言うとドアに手を伸ばし、開ける。
突然、ドアが開いたので中の二人は一斉に愛穂と麻生の方に視線を向ける。
一人は白髪で赤い瞳の男、もう一人は肩まである茶色の髪と同色の瞳、立派なアホ毛を持ち、空色のキャミソールを着ている少女。
白髪の男は通称、一方通行と呼ばれている。
学園都市最強の異名を持つ能力者だが、とある事件で脳にダメージを負っていてミサカネットワークというネットワークに演算能力を補助してもらっている事で何とか日常生活を生きている。
茶色の髪の少女は通称、打ち止めと呼ばれている。
妹達の上位個体でとある事件で死にそうになるも一方通行が命がけで助け、今は普通に日常生活を生きている。
愛穂の言うとおり、能力だけでなく人としてこの二人はかなり特殊だ。
一方通行は麻生が病室に入ってくるのを見ると目をひん剥いて話しかけてくる。
「テメェがどォして此処にいるンだァ?」
「どうしてと言われてもお前達の面倒をこの女性と見るように桔梗に言われたからだ。」
「はァ?そりゃあ一体」
一方通行が聞こうとした時、一方通行の声をかき消すように打ち止めが声をあげる。
「ああ〜!!
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