プロローグその一
前書き [1]後書き [2]次話
SAO〜ソードアート・オンライン〜世界初のVRMMOであるこのゲームは、たった一人の天才によって作られ、世界中で注目を集めた。
このゲームをプレイできた一万人の人々が約二年間の間この仮想空間に閉じこめられることなど知らずに。
東京都内のある一軒家、その二階で、一人の少年が雑誌を読んでいた。
雑誌に書かれているのはSAOを開発した天才科学者茅場晶彦のインタビューだ。彼はその記事を読み終えると、思いの他あっさり雑誌を閉じた。時間は11時59分。彼はベットに横たわると、ほんの少し微笑みながらこう呟いた。「リンク・スタート」
クラディールサイド
僅かな平行感覚の狂いの後、目を開けたらそこは異世界だった。手で顔を触って形を確かめ、自分の体を見る。その体は筋骨粒々の肉体だった。
「おおー!」
思わず声が漏れた、さぁまずはお得な武器屋で武器を揃えるとしよう。
圏外に出て、ベータテストでも愛用した細身の両手剣「バスタードソード」を使い青イノシシを蹴散らしていると、
「ぬおっ、とりゃっ、ひえぇぇ!」
と情けない声が聞こえてきたのでそちらに行ってみると、カトラスを持った男が青イノシシにふっとばされていた。
前書き [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ