始まり
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ラグー・ラビット>から取れる最高級の美味に設定されている<ラグー・ラビットの肉>の味を想像しヨダレがでているキリト
「キリト……ヨダレたれてるぞ?」
「おっと……さて、どうやって倒そうか?」
ヨダレを拭いながら言った
「飛び道具は使えるか、キリト?」
<ラグー・ラビット>は逃げ足がとても速いため飛び道具による不意討ちを考えたが自分は飛び道具のスキルをスロットに入れてないため倒せないと判断し、キリトに希望をかける
「ああ…投剣スキルがある…だがスキル練度が低いけどな」
といいつつも腰のベルトから投てき用の細いピックを抜き出した。そして投剣スキルの基本技<<シングルシュート>>のモーションをおこし、投げた。ピックの行く末を見守っているとポリゴンの砕ける音が響き、キリトは思わず左手をぐっと握る。そして、キリトはメニューを開き、アイテム欄をみるとキリトの目に<<ラグー・ラビットの肉>>の文字が飛び込んできた
「ドロップしたか?」
期待を込めた目でキリトを見ると
「あった……」
満面の笑みでグーサインしつつキリトが答えた
「どうする?俺らで食べるか?それとも、売って装備にするか?」
と表面上は冷静に(手が震えていて、満面の笑みだが)キリトに尋ねた
「そうだなぁ……リンはどうしたい?」
「食いたい…が、俺は料理スキルの練度が足りないし、今の時間から頼みにいくのもな…だから、売るか?」
「そうだな。よし、エギルんとこ行こうぜ」
とキリトは転移クリスタルを手に取った
「よし、じゃあ転移!アルゲート!」
体が青い光の包まれ周囲の景色が消滅していく
「この街、猥雑で好かないんだよな……」
と顔をしかめてリンは言う
「そうか?俺はこんなかんじ結構好きだぜ?」
かつてよく遊びに行っていた電気街に似ているからだろうなと呟くキリト
「じゃあ、行こうぜ。ついでに冷やかしかな……」
「おーい、心の声が出てるぞ?」
苦笑まじりにキリトが突っ込む
「毎度!!また頼むよ兄ちゃん!」
と商談が終わったみたいなのでエギルの店に入って行った
「うっす。相変わらず阿漕な商売してるな」
「よお、ぼったくりやろう……いつか壁に埋め込まれちまえ」
相変わらず毒をはくリン
「よぉ、キリトとリンか。安く仕入れて安く提供するのがウチのモットーなんでね。それとリン…毎度のことだか酷くねぇか?」
悪びれる様子もなくうそぶく
「それが俺だ」
「安く提供するって部分が疑わしいけどなぁ……まぁいいや、俺たちのも買取を頼む」
「キリトとリンはお得意様だ
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