後日談12 修学旅行(前編)
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」
今まで知らん顔していた夜美が我慢出来ずつい大声で怒鳴ってしまい、空気が一気にしんとしてしまった。
「す、すいません………ライ、後で覚えてろ………」
小さくなりながら謝る夜美。
あの睨みを見ると後で痛い目見るだろうな………
「零治君、このマムシジュース飲んでくれへん?」
「はやていきなり何?それにそういうのは先ずお前から飲むもんだろ」
「私は既にほら。因みになのはちゃん達にもや」
そう言って空のコップを見せるはやて。更に指差した先にはテンションが下がっている4人が。
あの様子だとマムシジュースだと知らずに飲んだんだろうな………
「って言うかマムシジュースって………普通にマムシ酒とかだったらあるの知ってるけど………」
「何か零治君って酒に詳しい気がするんやけど、結構行ける口?」
「その質問をしてるはやてもどうかと思うぞ」
と桐谷がツッコミを入れるがはやては気にせず話を続ける。
「まあともかくや、このマムシジュース結構な効能があるらしいで。滋養効能、肩こりや腰痛にも大きなケガとかにも………」
「「温泉か」」
そんな息のあったツッコミにその場が湧いた。
「さあ、待ちに待ったこの時間………隣ではA組の女子が入浴中………となれば男としてやるべきことは一つ………」
「「「「「「「「覗きである!!!」」」」」」」」
「はぁ………」
やるとは思っていたが、結構な男子が乗り気である。
「絶対に無理だろうな………」
「俺もそう思う。特にフェリアは忘れているけど戦闘機人で身体能力も高いし………」
「そう言えばチンクだもんねフェリア」
そんな事を話しながら並んで頭を洗いながら話す、俺達転生組。
「まあ気持ちは分からないでも無いけど………」
「そうだな………A組にはライやすずかみたいに大きい子もいるし、女性人が美人だから危険だと思ってもチャレンジしようと思うのだろう………」
「俺は後が恐いから絶対に無理だね………」
「「………」」
「な、何だよ………」
「いや、人って変わるもんだなって………恋はハリケーンだな」
「まあ意味がよく分からんがそうなんじゃないのか?」
「何か面白くないな………」
柵をよじ登り、覗こうとした男子の絶叫が響く中、俺達3人は3人でそれなりの風呂の時間を楽しんでいた………
多数の男子が投げられた風呂桶により気絶している。
「でもアイツらこんなに風呂桶投げてあっちは足りるのか………?」
因みに撃墜王はフェリアである。
「風が気持ちいいね………」
就寝までの1時間、自由時間になった俺は星達3人と浜辺を散歩していた。
浴衣姿の
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