『彼』とおまえとおれと
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上だしなんでいつもそんなにおとなげないの!巫哉のばかぁ!せっかくあたしが巫哉は一緒に遊んでくれる友達もいないし紹介してあげようって思って連れてきたのに!ふたりとも仲良くしてほしかったのに!ばか、もう、きらいっきらいきらいきらい離せばかーーーーっ」
日紅は『彼』を抓ったり引っ張ったり暴れながらえぐえぐと泣きだした。それでも『彼』は手を離さなかった。
そうして、犀の腫れた手首と青痣になった腹とともに、最悪な初対面は過ぎたのである。
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