暁 〜小説投稿サイト〜
混沌の魔術師と天空の巫女
第2章 妖精の尻尾
闇の暴走
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ろおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!!!!!!!」

コージはそんなのお構いなしにダーク・ボムを放った。


ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!


「うわぁっ!!」

ナツ、さらにウェンディ達はダーク・ボムが威力が強すぎて、飛ばされてしまった。

「私の・・・傑作が・・・ぐぅっ!!!」

チヴァスも飛ばされ、後ろにあった木にぶつかり、気を失った。













「何じゃ・・・今の音は・・・?」

ラクッタ山の近くにいた村の村長がそう言った。

「先程は光が放たれ、山の一部が消えたが・・・。」

「見て!」

1人の女性が山の頂上を指さした。あの光が出て来る頂上の所であった。
最初は強力な光が放たれ、今度は黒い何かが見えた。そして、そこには・・・

「山の頂上が・・・なくなってる・・・。」

あのラクッタ山の頂上、つまりコージ達がいる所の場所が完全になくなっていた。

「彼らは・・・無事かのう・・・。」

村長はコージ達の事を心配した。
























「大丈夫か、みんな!」

「ああ、何とかな。」

「痛って〜・・・すっげえ威力だな・・・。」

「危なかった・・・。」

ナツ達はどうにか助かった様であった。

「ダーク・ボムはかなりの威力で仲間までも巻きぞいになるの・・・。」

「お兄ちゃんは使う時は必ず私達の事を確認してから放つの。」

シャルルとウェンディがそれを説明する。

「まだこれがマシだと思うよ。」

「どういう事?」

ミントの言葉に疑問を抱くシャルル。

「暴走した光の滅竜魔法だったら・・・これ以上だったよ・・・
 この山がもう消えているのかもしれないよ・・・。」

「マジで!?」

ミントの言葉に驚くルーシィ。

「そんなにすごいのか・・・?」

「緑ネコの言うとうりかもね。
 光の滅竜魔法は光の速さそのもので戦うわ。
 光の速さは1秒で約7000万キロ・・・。」

「それってすごいの?」

「ものすっっっっっっっっっ・・・Zzz・・・っっごいよ・・・。」

「「「「「(今一瞬、寝たな(よな)(よね)・・・。)」」」」」

ナツ、グレイ、エルザ、ルーシィ、ハッピーが心の中でそう思った。

「グルルルルッ・・・。」

「お兄ちゃん!」

振り向くと、まだ暴走をしていたコージがナツ達の前に現れた。

「ギャオオオオオオオオオオッ!!!!!!!」

コージはエルザ達に向かって、今度は闇竜の咆哮を放とうとした。


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