第25話 ランテマリオ星域会戦
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ありったけのビームとミサイルを叩きつけろ!!」
包囲網に穴が空き、同盟軍の突破を許してしまう。
これによって、尚も狼狽する帝国軍。だが……
「恐れるな! この期に及んで同盟の新規兵力が出てきたところで各個撃破するまでのことだ。数では此方が圧倒的に上回っている。奴らがフェザーン方面への道を閉ざそうとも、敵の数倍の兵力を以って叩きつぶせばよいだけのこと。万一、それが適わずともこのままハイネセンへ直進して同盟の死期を早めてやり、しかる後にイゼルローン回廊を通って帝国へ凱旋する。それで済む話だ」
アドルフの一喝によってその混乱は収まった。
もっとも、言った本人も内心は……(笑)
・・・・・
帝国軍が混乱を収めている内に同盟軍は撤退し、ランテマリオ星域の会戦は終了した。
その後、戦場を離脱した帝国軍は2.4光年を移動してガンダルヴァ恒星系へ移り、第二惑星ウルヴァシーを占領した。将来、全同盟領がその掌中に落ちたとき、ここが重要な軍事拠点となるはずであった。
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