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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第二十五話 マーグ再襲来
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「大きいのは身体だけか」
カズマはまた言う。
「何て奴なんだ」
「お兄ちゃんよりも凄いわ」
「凄いわっておい」
カズマは今度は妹のミヒロに目を向ける。
「全然褒め言葉になってないぞ、それは」
「だって褒めるつもり最初からないし」
「何っ!?」
「喧嘩はいいけれど二人共」
今度は統夜が話に入って来た。
「来てるよ、敵が」
「んっ!?」
「あっ、射程圏に入ったわ」
ミヒロが思い出したように報告する。
「お兄ちゃん、後は御願いね」
「御願いって御前な」
カズマはまたミヒロに対して突っ込みを入れる。
「まあいいか。来てるしな」
「だから後は御願い」
「仕方ない。やるか」
そうは言いながらも動き自体は素早い。照準を合わせ攻撃を放つ。
それで忽ちのうちに数機撃墜する。彼の攻撃が合図となった。
「よし、まずは正面だ!」
ダイテツが早速指示を出す。
「正面から敵を突破する。いいな」
「正面からか」
「そうです」
そうテツヤにも答える。
「正面から攻撃を仕掛け敵がそれを受け止めたところで」
「どうされますか?」
「予備兵力を投入する」
彼はそう告げた。
「後方にある戦力をな。いいな」
「わかりました。それでは」
「予備兵力はだ」
彼はまた指示を出す。
「戦艦とその周辺で護衛に当たっているエステバリス達だ。いいな」
「わかりました」
それにユリカが応える。
「では攻撃力の高いマシンはそのまま」
「うむ」
ダイテツはユリカのその言葉に頷く。答えはもう決まっていた。
「正面に進んでいく。いいな」
「よし!」
「やってやるぜ!」
それに甲児と忍が頷く。こうして攻撃力の高いマシンが果敢に突っ込む。そのまま忽ちのうちに襲い掛かって来るバルマーのマシンを蹴散らしていく。
「どけってんだよ!」
その中にはアクセルもいる。彼は目の前の敵を次々と薙ぎ倒していく。その攻撃はさながら獣のようであった。
「バルマーも我々の敵だ!」
彼はバルマーのマシンを次々と倒しながら叫ぶ。
「だからここで。倒しておく!少しでもな」
「むっ!?」
そのアクセルの戦いを見てロゼはふと気付いた。
「あれは一体」
「どうしたんだい、ロゼ」
そのロゼにマーグが声をかけてきた。
「あのマシンに」
「あのマシンは確か」
ロゼはここで頭の中でデータを探る。そうしてその中でデータに照合するものを出したのであった。
「ソウルゲイン、第一遊撃隊の」
「確かその部隊は」
マーグモそれを受けて言う。それは彼も知っていた。
「ロンド=ベルに合流していたね」
「はい。あの中でもソウルゲインはかなりの強さです」
ロゼは彼等とは直接戦った経験はない。しかしそれでも知っているのであった。
「しかしそれは」
「それは?
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