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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第二十二話 生きていた男
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ろ」
クインシィは三人には厳しかった。
「少しはな」
「何だよ、厳しいな」
「僕達だって真面目にやってるのに」
「全く」
「本当に全然自分のことに気付かないのね」
カナンはある意味感心していた。
「どうしたものかしら」
「まあいい。今度あんなことしたら電気鞭だ」
ジョナサンは半分本気だった。
「覚悟しやがれ」
「けれど」
勇がまた言った。
「これからも。バルマーは来るだろうし」
「そうね」
ヒメは彼の言葉にも頷く。
「それは間違いないよ」
「大変な戦いが続くな」
「息抜きも必要になるわ」
カナンがふと言ってきた。
「わかってるわね」
「けれどあれだぞ」
ヒギンズがクレームをつける。
「どうもここはそれに関しては」
「酒が多いな」
「そうだな」
ナンガとラッセが言う。
「それ以外にも」
「マニアックな趣味が多いというかな」
「そういえば君達」
ヒメはまた三人を見たのだった。
「最近本とかゲームとか音楽は?」
「おお、そういやよ」
「最近そっちの時間減ってるよね」
「そうだな」
三人は今それにはたと気付いた。
「酒に食い物が多いよな」
「この前のユリカ艦長の料理良かった世ね」
「あれなら幾らでもいける」
「あの戦略兵器がねえ」
ジョナサンはその言葉に首を捻る。
「どういう身体の構造しているんだ、こいつ等」
「まあいいんじゃないの?」
カナンはこう述べる。
「とりあえず平気なようだし」
「平気っていうかおかしいだろ」
ジョナサンはまだ言う。
「俺は死にかけたんだぞ、あれで」
「だから気にするな」
そんな彼にシラーが言うのだった。
「そういう人間もいるんだ」
「それにここはロンド=ベルだ」
クインシィはそれも言う。
「色々な人間がいる」
「サイボーグもニュータイプもいるよ」
ヒメはそこを指摘する。
「他にも一杯」
「それを考えれば気にすることはないか」
ジョナサンは半ば無理矢理そう考えることにした。
「別に」
「これからどうする?」
クロトは笑いながら他の二人に声をかけていた。
「何食べる?」
「菓子がいいな」
オルガの意見であった。
「それもとびきり甘いのが」
「マリューさんの手作りだ」
「おい」
皆今のシャニの言葉に顔を顰めさせる。
「あれがいい」
「確かマリュー艦長の料理も」
勇の顔が暗くなる。
「劇薬だったよな」
「戦略兵器ね」
カナンの評価はこうであった。
「あれも」
「何気にこの前は入られた」
「レオナさんのも凄いよな」
ナッキィはカントにそう述べる。
「あの人もな」
「家、あの人はかなり違うんですよ」
だがカントはこう言うのだった。
「違うのか?」
「ええ。あの人がまずくしたものが」

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