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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第二十話 謎の帝国
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い!」
デスガイヤーはここで言い切ってきた。
「貴様等を完全に倒すのみ。覚悟しろ!」
「随分と威勢がいいじゃねえかよ!」
忍はその彼に言った。
「俺達をぶっ潰すっていうのかよ!」
「貴様等を倒すことが俺の役目!」
デスガイヤーはまた言う。
「それを果たすつもりだ!行け!」
デスガイヤーも軍を前に出してきた。そうして両軍は戦いに入るのだった。
両軍はサイド5を前に激突した。ロンド=ベルがサイド5を背にしている。
ムゲ軍はそのまま正面から力押しで来た。その衝撃はかなりのものであった。
「これは・・・・・・」
「かなりね」
シンジとアスカが言う。
「手強い、彼等も」
「上等よ!」
そのうえで二人はそれぞれ違う反応を見せた。
「慎重にいかないと」
「まとめて叩き落してやるわよ!」
シンジがライフルで慎重に狙うのに対してアスカはグレイブを派手に振り回す。それでそれぞれ敵を倒すのをカズマは呆れた目で見ていた。
「何ていうかよ」
特にアスカを見ている。
「すげえのがいるな」
「アスカさんのこと?」
ミヒロが兄に問う。
「それって」
「ああ、噂には聞いていたけれどよ」
それだけアスカが有名になっているということであった。
「あそこまでなんてな。俺も無茶するが」
「お兄ちゃんも同じ位よ」
だが妹は手厳しかった。
「いつも無茶やるじゃない」
「そうか?」
「そうよ」
やはり彼女は厳しい。
「おかげでいつも苦労するんだから。わかってる?」
「無茶しねえと勝てねえんだよ」
それが彼の反論であった。
「戦争だぜ、やっぱりよ」
「それでもよ。ほら、来たし」
「わかってるさ」
目の前に現われた敵達を前にして妹に応える。
「いいか、管制頼むな」
「ええ」
ミヒロは兄に応える。
「任せて。今のままでいいわ」
「よし、ターゲットロックオン!」
コクピットにロックオンを知らせる警報が鳴る。後はもう撃つだけであった。
「シュート!行けっ!」
射撃ボタンを押して一気に撃ち抜く。そうして数機忽ちのうちに撃墜するのだった。
彼等の他の面々も見事な活躍を見せていた。まずは問題ないと言えた。
「何だ、皆凄腕じゃねえか」
ケーンはそんな彼等を見て言う。
「いざとなったらフォローに回ろうかって思っていたのによ」
「むしろ俺達がフォローされるかもな」
「いや、それもまた一興」
タップとライトも言う。
「おいおい、俺達みたいなエースがかよ」
「俺達以上のエースはここにはいるぜ」
「それを忘れられないのがロンド=ベルだ」
「まあそうだけれどよ」
これはケーンも否定できなかった。
「アムロ中佐は特別だからな」
「連邦軍の白い流星はな」
「やっぱり別格ってね」
そういうことだった。流石の三人
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