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真・恋姫†無双    これはひとりの仙人無双
刃を懐かしむ
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か。

紅龍は適当に長弓を選ぶと、矢を集めて、ゆっくりと1本ずつ丁寧に的に向かって放った。
そして、その横では秋蘭も別の的に向かって矢を放っており、2人の後ろで華琳と春蘭が大鎌と大剣で打ち合っていた。


下手に目立たないためにわざとはずしたりもしているんだが、これは何度かやっていればすぐに感覚が戻るな。
最高の状態にもっていくにはまだ時間がかかりそうだが、狙った場所の周囲には放てるようになってきた。
ところで、となりで黙々と矢を放っている秋蘭は凄いものだ。最初はばらつきがあったものの、だんだんと的の中央に近づいていっている。
真中が狙えるようになるまでそう時間はかからないだろう。
そして、もっと凄いのが後ろで打ち合いをしている華琳と春蘭だ。
四歳と言う幼さでありながらも、しっかりとした打ち合いになっている。
まだ武器を握って数時間だろうに、すでに武器の特徴を抑えているみたいだ。
攻撃は体にあたる直前にしっかりと寸止めができているし、相手の攻撃の受け流しや弾き返しもしっかりとできている。近接武器を極めるためには少なからず本能的なものと天賦の才が必要だ。
あの二人はしっかりとそれを持っているように見える。
春蘭は本能の割合が理性に対して多い気もするがな・・・・・・・・・。
まあ、結果として何が言いたいのかと言うと、3人は天然のチートだと言うことだ。
ただ自惚れではないが一つだけ言うならば、3人にとっての最盛期でも、俺の感覚が完全に戻れば負けることは無いだろう。
たとえ同時に斬りかかられても、だ。
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