暁 〜小説投稿サイト〜
真・恋姫†無双    これはひとりの仙人無双
刃を懐かしむ
[1/3]

[8]前話 [1] 最後
6歳になった紅龍だ。
また時間が飛んでる?気にすることじゃないだろう?
特に何も無かったしな。強いて言うなら、前以上に本妻がでしゃばるようになったと言うことぐらいだ。
華琳はあまり母親に依存していなかったらしく、3歳ごろから俺や父上について来るようになった。
あとは・・・・・・・・、そうだ。
親戚とか言うことで夏候姉妹がやってきたんだった。兄弟じゃないぞ?
一ヶ月ぐらい前、俺が父上から武術を習い始めると言うことで、それにあわせて華琳も武術をはじめることになった。
そして、未来の従者として姉妹は送られてきたわけなんだが・・・・・・、片方は猪突猛進でもう片方も性格に難がある。所謂シスコンだ。
まあ、そんなことはどうでもいいとして、俺は父上から習い始める前からこっそりと鍛錬をしていた。
城内を歩き回ったり、炊事場からナイフに似た形状の包丁を数本こっそりと失敬して素振りをしたりしていた。
たいした量をやった覚えは無いが、神の言っていたとおり、神界での感覚が戻り始めている。
神界ではメインが刀と十字槍だったものの、他の武器も扱っていた。
だから、その武器を手にとって鍛錬しなおせば、すぐに神界でのスペックに追いつくだろう。
「父上、今日はどのようなことをするのですか?」
「何するのかしら」
ということで俺たち4人は今城の中庭にいる。
中庭とは言っても、みんなが実質的には決闘したり、鍛錬したりしているから訓練場とでも言うのが正しいのだろうけどな。
「うむ、今日はそれぞれの武器を決めようかと思ってな」
なるほど、これまでやっていたものは持久走とかいった基礎だったから何時から本格的な鍛錬に入るのだろうかとは思っていたけど、今日武器を決めて明日からと言った流れか?
「紅龍と華琳はまだ決めていなかっただろ、春蘭と秋蘭はどうなんだい?」
「私たちもまだです」
「そうだったか秋蘭?」
「そうですよ姉者」
・・・・・・・・、なんで自分の武器を決めたかどうかも分からないんだ。
いつも持久走で最初に飛ばしすぎて後で疲れている姿をよく見るが、まさかここまでバカだったとはな。
「紅龍さま、何かひどいことを思いませんでしたか?」
「何も考えてないよ」
まったく、これだから女性は怖いのだ。むだに人の思考を読み取るところがある。綿月の姉妹も、妖夢も、華扇もそうだったな。
「じゃあお前たち四人で好きな武器を選ぶといい。ただ、見た目とかで決めるのはダメだ。使ってみて自分に一番会うものを使うんだ。さっき武器庫まで取りに行かせたからそろそろ来るはずだ」
父上、武器庫の武器を全部持ってくる、とかじゃないことを俺は信じていますよ?
うちの武器庫無駄に数だけは多いんだから・・・・・・。
「「「「「指示されたとおり全部持ってまいりました」」」」」
「お
[8]前話 [1] 最後


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ