スーパーロボット大戦OGs
0098話
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をこうも容易く防ぎきるだって?」
呆然としているベルゲルミルを尻目に、クロノスのブースターを使いリニアレールガンとランツェ・カノーネの砲身を展開しながらその懐へと潜り込む。
「この程度で新人類だと? 先程も言ったが己の分、というものを多少は弁えろ!」
ガン・レイピアで右腕を、リニアレールガンで左腕を破壊し、ランツェ・カノーネでその両足を吹き飛ばす。
四肢を吹き飛ばされ、達磨状態となったベルゲルミルの頭部を掴みアンサズの乗っているベルゲルミルへと通信を送る。
「さて、自称新人類のスリサズがこうして惨めに負けた訳だが……どうする? お前もやるか?」
「くっ、分かった。ここは退いて上げるよ。だが、この事はパパに報告させて貰うよ?」
「好きにしろ。力尽くになるというのはフェフ博士も了承している」
最後に憎悪を込めた目で俺を睨むと、そのままアンサズのベルゲルミルはアースクレイドルへと飛び去っていく。
……って、おい。スリサズはどうするんだ? 俺が連れて行くのか?
ゲイム・システムと機体を破壊された時の衝撃からか、気絶しているスリサズをモニタ越しに見て溜息を吐く。
てっきりアンサズが連れて帰ると思っていたから達磨にしたんだが……まぁ、レイディバードで来て正解だったな。
「さて、ハガネの部隊諸君。色々と騒がせてしまったが俺はこの辺で失礼させて貰う」
通常周波数で通信を送り、その場を去る……前に、ふと出撃している部隊の中にビルトビルガーの姿を発見する。
「その機体、アラド・バランガだな」
「お、俺? 俺に何か用か?」
「今俺が戦ったこいつはお前を執拗に狙ってくるだろう。この前の戦いのような無様を晒していては自分が最も守りたい者すら守れないぞ」
「分かってるさ! ゼオラとオウカ姉さんは必ず取り戻してみせる!」
「そうか、なら強くなれ。奴等よりも、インスペクターよりも、そして俺よりも。そうすれば比翼の鳥は再び羽ばたくだろう」
「え? 何言ってんの?」
困惑しているアラドを尻目に、ASRSを展開してその場を離脱する。
「量産型W、聞こえているな」
「はい、アクセル隊長。聞こえています」
「合流地点で待っていろ。俺もすぐに向かう」
「了解しました」
四肢を失ったベルゲルミルだが、さすがにマシンセル対応型というべきか。既にその手足は半ばまで再生されている。
フェフとの約束は、ウルズを無事に返す事。すなわちスリサズは死んでも別に構わない訳だ。一瞬、このまま吸収するかどうか迷う。原作ではマシンナリー・チルドレンは例外なく天才のスキルを持っている。これはPP消費で覚える事が出来ない上に、命中・回避・クリティカル率に補正が掛かると言うかなり強力なスキルだ。普段なら問答無用で吸
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