暁 〜小説投稿サイト〜
混沌の魔術師と天空の巫女
第2章 妖精の尻尾
恐怖の知識
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た・・・!

「今だ!」

「はい!」

あの2人が何か言い、スイッチを入れた。

「う、うわあああああああっ!!!!???」

何だ・・・!?俺の光の・・・滅竜魔法が・・・なくなっている・・・!?

「・・・ぐぅ。」

俺はそのまま倒れてしまった。

「「「「「「「コージ!?」」」」」」」

「お兄ちゃん!?」

「はははっ!ついに完成した、エーテリオンを!」

「これであの評議院をやっつけてますね!!」

「あいつ等・・・!」

「コージに何をしたの!!」

「ああ、エーテリオンを完成するのに光の魔法が必要だったんだが、
 彼の光の滅竜魔法はすごい力だから、この装置で魔法を頂いたんだよ。」

「ちょっと!そんな事したら・・・コージがマズイ事になるかも・・・!」

「どういう事なの、ミント!?」

「それは・・・うわっ!」

突如、バルカンがやってきて、ウェンディ達を攻撃した。

「オ前ラ猫ハドウデモイイ。コッチノ女ノ子ハイイッホ!」

ウェンディを指さした。

「ええっ・・・!」

「ウホホ〜!捕マエ・・・」

「・・・れろ。」

「ウホ?」

「お、お兄ちゃん・・・?」

「ウェンディから離れろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!!!」

その瞬間、コージの左側の体には、黒いオーラの様なものが身に纏っていた。

さらに・・・

「ぐ・・・ううっ・・・ギャオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!」

それはまるで、竜が怒り、吠えているかの様であった・・・。
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