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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第十三話 ゲート
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グローバルもそれを警戒していた。
「だとすれば」
「はい」
クローディアはその言葉に頷く。
「ここに全軍で来たのには意味がありました」
「そうだな。総員戦闘配置」
グローバルは指示を出した。
「すぐに迎撃できるようにしておけ。いいな」
「了解っ」
「わかりました」
皆出撃して備える。それが終わった直後であった。
「反応が大き過ぎます!」
今度はトーレスが言う。
「何っ!?バルマーのあの戦艦よりもか」
「ずっとです!」
そうブライトに返す。
「機動兵器や戦艦クラスではありません!反応直径はおよそ三十キロメートル!」
「三十だと!?」
アムロはそれを聞いて顔を顰めさせた。
「だとするとスペースコロニー並だな」
「全員出していてよかったか」
ブライトは腕を組んで呟いた。
「やはり」
「そうだな」
アムロがそれに頷く。
「あの巨大戦艦以上だとするとな」
「実体化します」
今度はルリが報告する。
「前方に」
「巨大構造物の反応です!」
メグミが言う。
「バルマーの巨大戦艦とはまた違う反応です」
「何だ!?敵じゃねえのか?」
「さて、どうなんでしょう」
ハルカの言葉にヒカルが言う。
「どのみち大変な状況みたいですけれど」
「大変な目にあって大変身」
「・・・・・・イズミ、本当に段々ネタが無理矢理になってきてるぜ」
ハルカは脱力しながらも言う。だがその間にも前方でのエネルギー反応は増してきていた。
「何だあれは」
ブライトは前方に実体化してきたものを見て言う。
「まさかとは思うが」
「巨大なリング!?」
カツはそう見た。
「ひょっとして」
「ゲートみたいにも見えるわね」
ケーラはそう評した。
「見たところ人工物のようだが」
「妙だな」
アムロとブライトは続けて言った。
「カルネアデス計画であんなものが造られているという話は聞いていない」
「そうだな」
アムロはブライトのその言葉に頷いた。
「少なくとも地球の物ではなさそうだな」
「だとすれば一体」
「あれは何なんだ?」
カツとケーラにはわからなかった。その間にもそのリングは実体化してきた。
「巨大構造物の中央に高エネルギー反応!」
今度はサエグサが報告してきた。
「かなりのものです!」
「各機警戒しろ!」
ブライトはそれを受けてすぐに指示を出した。
「わかったな!」
「了解!」
アムロをはじめとして皆頷く。サエグサは続いて報告する。
「境界面が隆起、中から何かが出てきます!」
「あれは・・・・・・」
「まさか」
ここにいるかなりの者がそれが何か知っていた。それは。
水色の三角形をした巨大な戦艦が艦首から姿を現わしてきた。ゆっくりとだが確実に。それは何と。
「ヱクセリヲン!」
アム
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