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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第十一話 炸裂!!ライジング=メテオ
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です」
「何っ!?」
それを聞いてイサムが思わず声をあげた。
「そんなにいるのかよ」
「何を驚く」
だがそんな彼にガルドが言う。
「今までこの程度の数は何度もあった」
「それはそうだけれどよ」
一応は彼の言葉に応える。
「それでも。ここで三千か」
「予想通りだ」
ガルドはあくまで冷静なままであった。
「予想通りですか」
「そうだ。これが今の奴等の全力だ」
ガルドはまた言った。
「これを倒せば」
「当分百鬼帝国も邪魔大王国も大人しくなるってか」
「だから今ここにこれだけ出してきたんですか」
レトラーデもガルドに問うてきた。
「仙台に」
「だとするとかなりの精鋭か」
霧生はそう見てきた。
「ここにいるのは」
「そうみたいね」
ミスティが答えた。
「エネルギー反応も大きいし。これは」
「市外に出よう」
グローバルはそう判断を下してきた。
「この数を相手に戦えば市街、市民への損害は馬鹿にならない」
「そうですね」
その言葉に未沙が応える。
「ここはそれが妥当かと」
「よし。じゃあやるか」
ヒビキがまず動いた。
「市外に出て」
「そこで派手に暴れるぜ」
ネックスも言う。
「いいな、シルビー」
「ええ」
シルビーも頷く。まずはバルキリーが敵を戦場に誘導する。そうしてロンド=ベルと百鬼帝国、邪魔大王国の軍は仙台郊外で激突したのだった。
まずは両軍は激しい戦闘に入った。それも正面からであった。
「そらよっ!」
カムジンはグラージの機動力を活かして左右に舞いながら攻撃を浴びせる。
「どれだけ来てもなあっ!質が違うんだよ!」
頭部と左右の手からの砲撃がかなり強力だった。一機また一機と敵を屠っていく。
「それをわからせてやるぜ!」
「おのれ!」
指揮官はフローラであった。ロンド=ベルの猛攻にまずは歯噛みする。
「またしても。しかし」
彼女はここで歯噛みしながらも笑うのだった。
「こちらとて策がある。出でよ!」
不意に叫んだ。
「今が機だ。左右から押し潰せ!」
「むっ!」
ロンド=ベルの左右から新手が出た。それは正面の戦力と同程度あった。
「左右からか!」
「安心しろ!」
動揺しかけたところでピートが叫ぶ。
「ピート!?」
「円陣を組め!」
ピートが言うのはそれであった。
「円陣だと、ここでか」
「そうだ」
リーに対して答える。
「囲まれたならそれが一番だからな」
「わかった」
「けれどピートさん」
ブンタがピートに問う。
「何だ、ブンタ」
「街はどうしますか?若しかすると敵は」
「そうだ、それだよ」
ヤマガタケもそれを聞いて気付く。
「俺達はいいとして街は」
「大丈夫だ」
しかしピートはその言葉にも自信を持って答えるのだった。
「敵
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