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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第八話 混沌の大地
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集はしておきましょう」
小介は真面目に述べてきた。
「情報収集か」
「はい、そうすれば状況が変わります」
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」
京四郎が呟く。
「その通りだな」
「はい、今は目の前の敵を倒していきその間に」
「情報を集めていくのね」
ナナが問うた。
「そういうことです。ではロペット」
「ハイ」
「僕も頑張りますので協力御願いします」
「ワカリマシタ」
ロペットは彼の言葉に頷いた。こうして小介をはじめとしてロンド=ベルの頭脳達が地底勢力やインスペクターの情報収集を進めていったのであった。
ロンド=ベルはシアトル西岸に着いた。そこは既に敵の勢力が展開して連邦軍に攻撃を仕掛けていた。
「いいか」
敵軍の中央にいる青いマシンに乗る男が指示を出していた。
「狙うのは敵のマシンだけだ。戦闘不能になった者や非戦闘員は狙うな」
「はっ」
「わかりました」
部下達がそれに応えて頷く。
「あくまで戦闘だけを考えろ。いいな」
軍人として理想的な指示を出していた。彼は自ら戦闘に入り敵を倒していた。
その彼のところに今報告が入った。
「ロフレイン隊長」
「どうした?」
部下の報告に応える。
「西岸に新たな敵です」
「連邦軍の援軍か?」
「いえ、どうやらロンド=ベルのようです」
「ロンド=ベル」
その名を聞いて身構える。
「彼等が来たのか、ここに」
「どうされますか?」
報告する兵士は彼に問う。
「戦われますか?それとも」
「まだ撤退には及ばん」
それが彼の判断であった。
「戦闘を続行する。いいな」
「了解」
「それでは」
兵の幾らかが西岸を向く。そこに彼等が来た。
「よし、間に合ったようだな」
「ああ」
ピーとがサンシローの言葉に頷く。
「博士、今です」
「わかっている」
大文字はそのピートの言葉に応える。そうして指示を出した。
「全機出撃だ。いいな」
「わかりました」
リーが最初にこれに応えた。
「行きましょう、ヤマガタケさん」
「おうよ」
続いてブンタとヤマガタケも。まずは彼等の出撃であった。
他の面々も次々と出撃する。キョウスケは目の前に展開する敵軍を見て言う。
「確かにな。同じか」
「そうね」
彼の言葉にリンが頷く。
「インスペクターと同じ。やっぱりね」
「じゃあ戦い方も同じってやつか?」
イルムが軽い調子で言ってきた。
「同じ兵器ならよ」
「いや、そう安易に考えるのはよくなさそうだ」
だがその彼にゼンガーが言った。
「それはどういうことですか?」
「まさか何かが」
「問題はそれを操る者だ」
ゼンガーはクスハとブリットにそう述べた。
「操る者」
「それじゃあ」
「そうだ、最も重要なのは人なのだ」
それがゼンガーの答えで
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