第五話 百鬼帝国
[4/13]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
」
隼人がここで言う。
「御前達にはな」
「ふん、流石と言うべきか」
ヒドラーはそう彼等に返した。
「神を倒しただけはある」
「そうだ!」
甲児が言った。
「今度は鬼を倒してやる!覚悟しやがれ!」
「いいこと言うじゃねえか、甲児」
マサキが甲児の言葉に乗ってきた。
「鬼退治だ、派手に行くぜ!」
「おうよ!」
「皆、用意はいいな!」
凱が仲間達に声をかける。
「今度の敵は百鬼帝国だ!容赦するな!」
「了解です、隊長!」
「派手にやってやるぜ!」
ボルフォッグとゴルディマーグが凱に応える。そして他の仲間達も。
「全軍攻撃用意!」
大文字が指示を出す。
「百鬼帝国の軍を退ける。いいな、諸君!」
「はい!」
「敵がいるなら叩き潰すだけだ!」
「ふふふ、こうでなくてはな」
ヒドラーはロンド=ベルの面々の言葉を聞き不敵に笑う。
「面白くはない。それでは我々もまた」
「百鬼ブラーーーーーーーーーイ!」
「百鬼ブラーーーーーーーーーイ!」
百鬼帝国の兵士達が叫ぶ。そうして進撃をはじめてきた。今戦いがはじまったのであった。
まずは百鬼帝国が動いた。数を頼りに押し寄せて来る。
「いいか!」
フォッカーが仲間達に声をかける。
「まずはひきつける。いいな」
「ええ、わかってますよ」
柿崎が彼に応える。
「まずは焦らずに」
「そうだ、引き付ければいい」
フォッカーはそう彼に返す。
「そしてだ」
「遠距離攻撃の用意に入れ!」
今度はグローバルが指示を出してきた。
「主砲発射用意!」
そしてマクロスも攻撃に入るように言う。
「狙いは定める必要はない」
「広範囲への攻撃ですね」
クローディアが問うてきた。
「それで敵全体にダメージを」
「そうだ」
グローバルは彼女に答える。
「わかったな」
「わかりました。それでは全軍」
「うむ」
今度はクローディアの言葉に頷いた。
「わかったな」
「了解です、では主砲発射用意を」
クローディアが復唱する。
「それで」
「いいな。全軍だ」
それを全軍に伝える。
「まずは広範囲にダメージを与え」
「はい」
またグローバルの言葉に頷く。
「それから次の攻撃に入る、いいな」
「わかりました」
こうして全軍遠距離攻撃に入る。既にそれが実行可能なマシンは全て攻撃態勢を整えていた。彼等の動きはあくまで迅速であった。
「よし、今だ!」
最初に攻撃に入ったのは輝であった。
「ミサイル発射!マックス、ミリア!」
「はい、わかってますよ隊長」
「続きます」
二人は冷静に輝に言葉を返した。
「照準は既に合わせています」
「だから」
「仕掛ける。今だ!」
三機のバルキリーから無数のミサイルが放たれる。そうしてそのミサイル達が百鬼帝国
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ