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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第四話 竜魔帝王
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えてきた。
「それでは全軍戦闘用意」
「了解」
ルリがその指示に頷く。
「敵が出現し次第攻撃を。街には一歩も入れないで下さい」
「よおおおおおおし!」
ダイゴウジがユリカのその指示を聞いて声をあげる。
「わかった!じゃあ一歩たりとも入れん!」
「その意気ってことだね」
サブロウタも意気揚々と彼に合わせてきた。
「市民の皆さんには迷惑がかからないようにねってね」
「おい、わかってんじゃねえか」
リョーコはサブロウタの今の言葉を聞いて楽しそうに声をかけてきた。
「御前も案外真面目なところは真面目なんだな」
「何か漫画でこういう人結構いますよね」
ヒカルも言う。
「締めるところは締めるっていうか」
「締めるのは鯖。シメサバ」
「何ていうかよ」
リョーコは少し脱力しながら述べてきた。
「イズミの駄洒落も段々訳わかんねえふうになってるよな」
「そうですか?面白いですよ」
しかしヒカルはこう返すのだった。
「イズミさんの駄洒落もロンド=ベルの名物じゃないですか」
「名物なのかな」
ジュンはそれには懐疑的に首を傾げる。
「それって」
「少なくともなくてはならない」
ナガレはそう言う。
「イズミもな。ロンド=ベルだしな」
「はあ」
「貴方もよ、アキト」
ユリカはアキトに声をかけてきた。
「今日も御願いね」
「ああ・・・・・・って言いたいけれど」
「何?」
ユリカはアキトが問うてきたのでそれに合わせてきた。
「どうしたの?」
「何か最近ユリカテンションあがってないか?」
「そうかしら」
自分では自覚がない。
「私は別にだけれど」
「いつもと同じじゃないの?」
ハルカがアキトに言う。
「艦長は」
「そうかな。じゃあ俺の気のせいか」
「そうそう」
ユリカは笑って述べる。
「まあイルイちゃんが助かって」
「イルイちゃんが?」
「私も早く子供が欲しいなっていうのは思うけれど」
「えっ、それってまさか」
「そっ、アキト」
にこりと笑ってアキトに声をかける。
「この戦いが終わったらね。いいでしょ?」
「ま、まあそれは」
アキトは急に口ごもってしまった。
「別に。戦いが終わったらね」
「決まりね。それじゃあ」
「敵出現です」
タイミングよくルリが述べてきた。
「来たか」
アキトはルリの言葉を受けて顔を真剣なものにさせる。
「それじゃあ」
「金沢を囲むようにして来ています」
その言葉通りだった。敵は完全に金沢とそこを守るロンド=ベルを包囲していた。
「数は三千です」
「何かいきなり派手だな、おい」
マサキはそれを聞いて言った。
「邪魔大王国も余裕がないっていうわけかよ」
「さて、それはどうかな」
しかしそれにはアハマドが異議を呈する。
「違うっていう
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