暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第三話 闘志、炎に燃ゆる
[4/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
そのつもりだ」
イザークに対して答える。
「俺だって皆を守りたい。それなら」
「それなら!」
今度は凱が彼に声をかけてきた。
「トウマといったな」
「ああ、あんたは」
「凱、獅子王凱だ」
凱も名乗ってきた。
「君も一緒に戦うんだな」
「そうだ、この雷凰で」
彼はそれ応えて言った。
「目の前にいる人達の為に。今から」
「よし!じゃあそのまま前に出るんだ!」
凱はトウマに対して言う。
「そのままだ。前に」
「前にか」
「ああ、そのまま前にだ」
また彼に言った。
「いいな」
「よし、わかった!」
トウマもそれに頷く。そうして前に出てそこにいるハニワ幻人達に向かう。
「うおおおおおおっ!」
拳と蹴りでハニワ幻人を倒す。しかし力不足か生き残っている幻人もいた。
「なっ、まだ生きているのか!?」
「トウマさん、危ない!」
ミナキがここで叫ぶ。
「ミナキさん!」
「あれを使って!」
「あれって!?」
「LIOHシステムよ」
ミナキはこう言ってきた。
「それを使えばいいから」
「LIOHシステムを」
トウマは不意にコクピットの中で何かを探しはじめた。
「それに何が」
「それを使えば雷凰は本来の力を解放できるの。だから」
「わかった。これか!」
ここで遂にそれを見つけた。
「これを使えば!」
「そうよ!さあ!」
ミナキがトウマに言う。
「そのシステムで!」
「よし!」
LIOHシステムを発動させた。すると雷凰の身体に何かが宿った。
「この力は・・・・・・」
「トウマさん、ライトニングフォールよ!」
「ライトニングフォール!?」
「ええ、それなら今の敵も!」
ミナキはまた言う。
「倒せるわ、だから!」
「わかった!」
雷凰が跳んだ。
「疾風迅雷!電光石火!」
彼はその中で言う。
「こいつで止めだ!」
「そう、その力!」
ミナキはまた彼に言った。
「その力ならやれるわ!それで皆を!」
「ライトニングフォール!」
雷凰の両手両足に光が宿る。その光を宿したままハニワ幻人に急降下を仕掛ける。
「ぶち抜けーーーーーーーーーーーーっ!」
そうして蹴りで屠った。白い光の蹴りで貫かれた敵はそのまま爆発して四散したのであった。
「これがLIOHシステムか」
「ええ、そうよ」
ミナキはトウマに答えた。
「この力こそが」
「すげえ、この力なら皆を・・・・・・うっ」
しかしここで異変が起こった。トウマは急に身体の力が抜けていくのを感じたのだ。
「なっ、何で急に」
「システムLIOHは確かに素晴らしい力を持っているわ。けれど」
「けれど?」
「その分利用者の気力体力を大きく消耗してしまうの」
それを今言うのだった。トウマに対して。
「だから使いこなすのはとて
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ