暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第一話 宣戦布告
[6/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
食べても平気だし何しても死なないし」
「そうそう、それそれ」
「それだよな」
皆そこに突っ込みを入れる。
「俺もあれには驚いた」
イザークが真剣な顔で述べる。
「まさか。クスハの料理を食べて全く何もないとはな」
「マリューさんやミサトさんの料理もね」
「あとユリカ艦長のも」
ロンド=ベルは料理の上手い人間は最高に上手いがそうでない人間は犯罪の域にまで達している。特にラクスを含めた上記の彼女達のそれは筆舌に尽し難い。
「酷いなんてものじゃないよなあ」
「幾ら何でも」
「けれどさ」
ここでトールが言ってきた。
「どうしたんだ、トール」
「この前食べたナタル副長の料理は美味しかったよ」
「ナタルさんのが!?」
「それ本当?」
「うん、本当に」
そう皆に告げる。
「かなりよかったよ」
「何か意外」
「いや、案外」
メイリンが言葉を出してきた。
「似合ってるかも」
「そうかな?」
「だってナタルさんってあれで女らしいじゃない」
メイリンはいいところを見ていた。その通りである。
「だからね。そういうのも」
「ありってことか」
「どうかしら」
「はい、シン」
ルナマリアがシンに突っ込みを事前に入れてきた。
「以後ナタルさんに関する言葉禁止」
「おい、何でだよ」
「あんたが誰かの悪口言うと絶対にその人が後ろに立ってるからよ」
「何だよ、それ」
「いや、本当にそうだしな」
「そうだな」
イサムとガルドがそれに応えて言う。
「御前の特殊能力だよな」
「全くだ」
「ちぇっ、じゃあ言わないけれどよ」
「それに越したことはない。それでだ」4
レイがまた言う。
「どの機体も整備は進んでいるな」
「ええ。どの機体も随分傷んでいたけれど」
キーンが彼の言葉に答える。
「戦艦も整備が終わったってところかしら」
「呉のドックをフルに使ってね」
マーベルが言った。
「かなり大変だったみたいよ」
「しかしだ。これでまた安心して戦える」
バーンは冷静な声で言うのだった。
「時折こうして整備しておかないとな。戦えるものも戦えなくなる」
「全くだぜ」
デュオが彼の言葉に頷く。
「俺のデスサイズヘルカスタムもかなり傷んでいたしな」
「マグアナック隊もそうでした」
カトルも答える。
「それもかなり」
「時々こうして念入りに整備をしておかないと満足には戦えない」
トロワの声はクールであった。
「それを考えるといい休みになった」
「しかしだ」
ウーヒェイが注意を入れてきた。
「気は緩められない。それはわかるな」
「ああ」
ヒイロが彼の言葉に応える。
「まだ戦いは終わってはいないからな」
その通りであった。バルマーもいれば宇宙怪獣もいる。だがそれだけではなかった。彼等は暫くし
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ