暁 〜小説投稿サイト〜
ちょっと違うZEROの使い魔の世界で貴族?生活します
本編
第50話 地味にストレス爆発で剣を作ります
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事が出来ました。

 結論。結果は個人の魔法理論によりかなり左右される。

 碌に睡眠もとらずに、この2週間私は何をやっていたのでしょうか? 泣きたいです。

 しかも、この結果を知ったカトレアが……忘れよう。

 最近ただでさえストレスがたまっていたのに、碌に眠る事も出来ずこの散々な結果です。しかもカトレアによる追撃。……HAHAHAHA。切れちゃいました♪

 ……このストレス。如何してくれよう。

 父上。ビターシャル。ルクシャナ。サムソン。パスカル。ポール。ついでにティア。

 以上の方を呼び出しです♪



−−−− SIDE アズロック −−−−

 ギルバートから呼び出されて、鍛冶場に着くとそこには既に人が集まっていた。

「待たせたか?」

「いえ、2分前です。ですが、全員そろいましたね」

 実に良い笑顔でギルバートが答えた。……何故だろう? 鳥肌が立ったのだが。

「今日集まってもらったのは、私が設計した剣を作るのが目的です。その剣を使うのは私の姉であるディーネであり、彼女の身を守る為の武具です。一切の妥協無く最高の剣を作り上げる事を、ここに誓います」

 あれは本音じゃ無いな。ギルバートの目に“自分は何処まで出来るのか?”と言う挑戦心の様な物が見て取れる。……あの様子では自重する気は全くもって無さそうだ。変な物を作りそうなら、私が身をていしてでも止める気で行かないとまずい。そうでないと、後で絶対に私の胃に穴があくと言い切れる。製作者の隠蔽と言う意味で……。

「ビターシャルとルクシャナは、インテリジェンスソードの中身を準備して下さい。器は残りのメンバーで作成します。付与する効果は魔法吸収能力です。変換吸収の出力は、なるべく高くしてください。お願いします」

 返事をすると足早に去って行く2人。たしかあの2人は、エルフだったな。精霊魔法で化けているらしいが、耳の形が我々と変わらないので人間と見分けがつかない。

「それとティア。ちょっと元の姿に戻ってください」

「何故じゃ?」

「良いから」

 ギルバートの奴は何をする気なのだ。やろうとしている事が、イマイチ良く分からない。

 ……私が首をひねっている内に、ギルバートの使い魔が《変化》の魔法を解き元の姿へと戻る。その巨大かつ優美な龍の姿は、先程の愛らしい黒猫の姿からは想像も出来ない。と言うか、何度見ても圧倒されるな。絶対に敵にはまわしたくない。

「ティア」

 ギルバートそう呟き、近づいて龍の脇腹を撫で始めた。

「あ 主」

 もどかしそうに身をよじる龍は、ちょっと可愛く見えたのは私の気のせいでは無いだろう。心なしかその場の空気がゆる……

 ベリッ!!

「ほんぎゃぁ
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