番外編A:時を越えた邂逅
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蕾姫「では始めます!」
その声はシルフ、サラマンダー領中に響き渡った。といっても、プレイヤーは蕾姫も含めて9人しかいないのだが
〜ソードアート・オンラインSide〜
キリト「よし、行こうか」
リン「そうだな。地の利はこちらにあるし、索敵をしながら注意して行こう」
アスナ「私は二人の後ろ。シノンさんは、後方から姿を隠しながらね」
シノン「了解……。リン、ちなみにどっちを狙うの?」
つまりシノンが言いたいのは蕾姫を狙うのか、アクセル・ワールド陣を狙うのかということだ
リン「決まってる。蕾姫だ。あの腐れ作者は潰さないと気が済まない」
だよな、とキリトも同意する
アスナ「でも……絶対強いよね?」
リン「まあ……勝てるだろ……」
何とも楽観的なセリフである。説得力の欠片もなかった
〜アクセル・ワールドSide〜
烏「ここ凄い自然ですね」
当たり前だ。クロウことハルユキは東京在住。しかも科学がさらに発展した東京。自然なんて、鉢かコンクリートで囲われた木や花しか見たことがないのだろう。彼らが戦う加速世界は、リアルと同じ形状なので空想の世界でも見ることがない
蓮「確かにすごいな……」
釘「……マスター。とりあえず目の前の戦いに集中しないと……」
蓮「そうだな。私とクロウが前に出る。パイルは援護。ベルは後ろから補助だ。ダメージを受けたらすぐに後退。回復しろ」
鈴「で、どっちを攻めるの?」
蓮「無論、蕾姫だ」
どうやら作者は嫌われもののようです。この時SAO陣も同じ選択をしたことに全く気づいていない
烏「でも、なんでですか、先輩?」
蓮「漢字一文字で表現したこと。なにより、名前がかぶってるのが気に入らない!」
完全なる私怨である。黒雪姫は本名ではないはずだが?9巻にもなって、本名が出てきていないメインヒロイン。憐れである
烏「あははは……」
釘「あははは……」
鈴「あははは……」
三人は渇いた笑い声をあげる。そして、作者に心の中で合掌する
蓮「では、行くぞ」
そう言ったロータスを先頭に森の中へ歩き出した
……数時間後
〜ソードアート・オンラインSide〜
リン「あそこにいるのは……」
リンが見たのはロータスとクロウ。そして、その後ろのパイルである。まだこちらに気づいていない
リン「キリト……」
キリトはわかってるというようにうなずいた
リン・キリト「はぁ!!」
リンとキリトは二刀流突撃技<<ダブル・サーキュラー>>で不意討ちの攻撃をした。ロータスは流石の反応力で、両手の剣で受け止めるが吹き飛ばされる。それをリンは追撃していく。クロウは、反応仕切れず腕を斬
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