本編
2話〜戦闘開始!〜アーチャー陣営
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けないだろう?ライダーは俺が相手をしよう。
やられた分はやり返さないとな。」
「わかった。ライダーの相手は君に譲ろう。」
「おいおい、こりゃどういうことだ?さっきまでとは別人じゃねーか。」
「生憎と本気を出すのに条件のいる体質でね。」
「いいだろう、相手してやる。受けろよ!俺の速さを!」
「(相手は速さが売り………銃はおそらく効かないだろう………ならば!)」
アーチャーは彼の一族のもつ最強のカウンター技で対応する。
――――『絶牢』重心を体の中央にし、目の前の見えない誰かを押しのけるような構えのそれは『相手の技の威力をそのまま相手に返す』技である。
ライダーは速い。だからこそ一撃にもかなりの威力がある。ならばそれを利用するまで……。
「壊滅のぉ!セカンドブリットぉぉ!」
「(………もらった!)」
――― アサシン、セイバー ―――
「サングラスの次はバンダナの色男か、とことんつまんない相手ばっかだな。」
「女性とはいえ、サーヴァント相手なら手加減はしないよ!」
アサシンにしてみれば、結構な予想外の連続である。
最初に戦っていた男は、いきなりいなくなったかと思えばサーヴァントと呼ぶにも怪しいような魔力の奴のところに行ってしまった。
そうしたらいきなりそいつのことをかばう二人組が現れるし、そいつはそいつでいきなり魔力が増加する始末。
そうしてしばらくしたらこのバンダナ男かこっちへ来て今に至る、というわけである。
「アンタ、セイバーらしいな。斧槍持ってたのは偽装ってわけか。で、本物の得物は出さないのか?」
「あの剣はマスターの命でまだ出せないのさ。」
「なら………使うことなく脱落させてやるよ!!」
言ってアサシンは駆けた。一瞬でセイバーに迫り、
「その武器『殺させて』もらうぜ!」
セイバーはアサシンのナイフを防いだ………と思ったのだが斧槍は真っ二つになっていた。
「「!?」」
驚きはセイバーとアイリスフィールのもの。
アインツベルンの財力で用意した特注のハルバードがナイフひとつでたやすく切られたのである。驚くのも無理はない。
「さあ、本気出す気になったか?」
アサシンが挑発する、が次の瞬間、
「(アサシンよ、宝具を使うなとあれほど釘を刺しておいたはずだ、罰としてハーゲンダッツではなく私特製の麻婆を食べてもらおうか。)」
「うげえええええ、つい熱くなっちまったんだ、『アレ』だけはよせええええ!!」
「(吼えてないでとりあえず撤退しろ、時臣師のサーヴァントがそちらに向かった。)」
「(あいつが来るのか、そりゃ逃げとくに越したことないな、こっちま
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