本編
2話〜戦闘開始!〜アーチャー陣営
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でに冷凍庫の中だ。)」
「(相変わらず準備がいいな!)」
ちなみに味はストロベリーである。
――― ライダー陣営 ―――
「(おーいマスター、このお嬢さんかなりのやり手だ。本気でやってもいいかい?)」
「(少し待て、ライダー。戦場にネズミが入り込んだようだ。感知結界に反応がある。
………こいつは………そうか、やはり奴か。ライダー、標的変更だ。先にネズミをかたずけろ。)」
「(減らせるうちに敵は減らすってやつってやつだな。了解!)」
――― アーチャー陣営 ―――
アーチャーとウェイバーは端のほうの倉庫の影からアサシンとライダーを見ていた。
「アーチャー、あの二人のクラスはわかるか?」
「着物のほうはナイフ使い、対してグラサンの奴は蹴り、か。
着物のほうは獲物から判断するにセイバーかアサシンだろう。
グラサンはバーサーカー以外に徒手格闘できるクラス………まぁ十中八九ライダーだろう。」
「お前すごいなぁ」
「一応探偵科だからな。」
と、その時だった。
いきなりライダーが反転し、こちらに向かってきたのだ。
咄嗟にスクラマ・サクスを背中から抜き、ライダーの蹴りを受け止めるアーチャー。
しかし、簡単に弾き飛ばされてしまった。
「ぐっ………」
「もうおしまいかーい?」
「んなわけ…………あるか!」
言葉とともに制服のホルスターからベレッタM92Fを引き抜くが、
「うーん、まだまだ速さが足りないぞ」
次の瞬間にはベレッタはライダーの手の中で遊ばれていた。
(こいつは、ヤバい!)
咄嗟の判断でマスターとともに逃走しようと後ろを向くと、
気絶したマスターを抱えたライダーが立っていた。
「鬼ごっこはおしまいだ、さあ受けろよ!俺の速さを!」
「………来い!」
――― セイバー陣営 ―――
セイバーとアイリスフィールが倉庫街についたとき、
白と紫の服を着て、足に装甲をつけた男が、
学生服の少年をいたぶっているように二人には見えた。
「彼からはかなりの魔力を感じるわ。きっとサーヴァントね。
あっちの少年はマスター、かしら?
おそらくサーヴァントがやられてしまったのね。」
「あの男、マスターを殺す気なのか!
サーヴァントがいなければ勝負は決まっているのに……」
「それが聖杯戦争よ。敗れたマスターは殺す……それが普通なのよ、クレス。
………って、あら?クレス?どこへ行ったの?クレス―?」
すでにそこにセイバーの姿はなかった。
――― アーチャー ―――
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