第六十六話 出演
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ライグは悲しかったのか涙を流していた。
「最後に黒神闇慈さんはいらっしゃいますか?」
「あ、はい。僕が黒神闇慈です」
「貴方も人気上昇中の御2人方同様に有名になっているので質問などが用意されています。そして貴方は多くの方々から『死神執事』と呼ばれているそうですよ」
「死神執事ですか。ならファンの方々にもちゃんと執事としてサービスをしないといけませんね」
「その心意気でお願いします!!では闇慈さんはサプライズゲストの部屋にご案内します」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ふう。疲れた・・・」
収録が終わり闇慈は一人部屋でゆっくりしていた。始終はリアスの話だったが途中から眷属達の質問に変わり、観客はそれぞれの反応を示していた。
祐斗は女性から黄色い声が、そして朱乃からは男性陣から「朱乃様―!!」と声をかけられていた。一誠はお客の子供達から「ちちりゅーてー!」「おっぱいドラゴン!」って声をかけられていた。
最後の一誠の質問が終わると闇慈がサプライズゲストとして登場した。服装も死神執事と言う事で執事服を着ていて、登場した際の執事挨拶した際の女性の反応は・・・
「死神執事さ〜ん!!」
「私に笑顔を見せて〜!!」
など凄まじかったそうだ。そして挙句の果てには死神姿にもなって観客達も大満足のようだった。
「何がともあれ無事に終了して良かったよ」
闇慈が一人でゆっくりしているとコンコンとノックが聞こえた。闇慈がそれに答えるとサーゼクスが入ってきた。
「失礼するよ?アンジくん」
「サーゼクスさん。どうして貴方がここに?」
「妹の収録があると聞いてね。来てみたんだよ」
そう言うと闇慈の向かい側の席に座り、話を出した。
「ソーナとのレーティングゲームは見事だったよ。君の戦いぶりは多くの人々に叫喚を与えたものだと言って良い」
「そんな。僕はまだまだですよ。こんなことで満足していては、成長が止まってしまいますよ」
サーゼクスはフッと笑みを零すと闇慈に尋ねた。
「アンジくん。君は『魔具』と言うものを知っているかね?」
「魔具?それは何なんですか?」
「太古の昔に悪魔のために作り出された武器のことさ。しかしその力が膨大なため、災害をもたらしてしまい封印されてしまったそうだ」
「そんな武器があるんですね。それらは今何処に?」
闇慈が興味を持った表情でサーゼクスに尋ねる。
「私も詳しい事は分からないが武器は複数あるらしい。そして一つの武器の封印されている場所が明らかになった。そしてそれを手に入れようとした悪魔たちは所有者として認められようと封印されている神殿に挑んだが帰ってきた者は誰一人としていない。私の言いたい事は分かるかね?」
「
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