第六十三話 転校生
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
あんな事を平然と言ってしまって」
「ちょっと、頭を上げてよ!私が悪いんだから!」
イリナのアタフタしている行動を見て、闇慈は立ち上がり、イリナと向き合った。
「・・・なら、これでおあいこですね。僕の事は『アンジ』って呼んで下さい」
「うん。なら私のことも『イリナ』って呼んでよ、アンジ君」
その言葉に闇慈はイリナに右手を差し出す。
「分かった。これからよろしくね?イリナ」
「うん♪アンジ君」
さっきの緊迫した空気は何時の間にか無くなり、闇慈とイリナは握手を交わした。そしてそれを確認した一誠がイリナに尋ねる。
「なあ。どうして駒王学園に転入したんだ?」
「ミカエル様の命により使いとしてここに転校してきたの。詳しくは放課後に。場所は噂の旧校舎で、ね?」
イリナはウィンクをしながら一誠に答えていた。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ