番外5 住居
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「何がともあれ、小猫ちゃんのホームステイが許可されて良かった。でも同じ部屋って言うのは少し緊張するかな。特に夜とか・・・って何変なことを考えているんだ!!僕は!!・・・あれ?でも僕と小猫ちゃんってもう・・・」
「・・・はい。闇慈先輩と私は一つになりましたから変なことじゃないです」
「だと良いけど・・・って!えっ!!?」
闇慈は慌てて背後を見てみるとタオルも巻いていない裸の小猫が顔を赤らめながら後ろから闇慈の背中に寄り添っていた。闇慈は背中の小猫の胸の感触に今にも理性が飛びそうな状況だった。
「こ、こ、小猫ちゃん!?どうしてここに?」
「・・・私のために先輩のお母さんに頼んでくれたそのお礼をしに来ました」
「そんなの当たり前のことをしたまでだよ?」
「それに・・・少し先輩と2人っきりで話がしたかったんです」
突然小猫が声を小さくし、頭を闇慈の背中に当てながらこう呟いた。
「本当の親の顔を知らない私には先輩が羨ましかった。あんな風に私も楽しく話がしたいって・・・」
それを聞いた闇慈は小猫を離すと肩を掴み、向き合った。
「小猫ちゃん。さっき母さんが言っていたでしょ?自分の娘が出来るから楽しみだって。ならこれからその思い出を作れば良い。君はもう1人じゃないんだから・・・ね?」
「闇慈・・・先輩!!」
そう言うと小猫は闇慈にキスをした。小猫は貪欲に闇慈の唇を求める。
「ちゅる・・・先輩!ん・・・先輩!!」
そして小猫が手を伸ばそうとしたがここで闇慈がそれを止める。
「おっと・・・小猫ちゃん。この後は部屋に行ってからにしようね?・・・野次馬も多いみたいだし」
闇慈はこの時脱衣所の出入り口に優里の気配を感じていた。闇慈は小猫に言い聞かせ、その場は我慢して貰ったが・・・その遅くは激しい夜になったそうだ。
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